10 パソコン実験室

自作サーバ移設

LinuxからWindowsへ

2002年6月から、自作パソコンと自宅サーバ機の
2台体制で運用してきました。
まだまだ行けそうでしたが、自宅サーバ機(NECの1999年製PC)が
夜中にすごくうるさいファンの音を発しだしたため、
そろそろ限界かなと考えていました。
また、サーバ用のRed Hat Linux7.3は無料でここまでできて、
すごいなと思ってましたが、英語のエラーメッセージに困っていました。
容量もあれだけ写真を載っけているのに、
大丈夫かなあと不安になっていました。
そこで、今回、自作パソコンをWindows Vistaで組むことになったついでに、
自宅サーバの機能も移すことを考えました。

※ここで書いてあるのは2008年6月時点での情報です。

なぜ、Windows Vistaか?

英語のメッセージが嫌いで、運用が難しいということで、
今回はLinuxは却下。
あとは静寂性ということで、mac miniも考えたのですが、
操作方法がわからなかったら、不便だなあということもあって、
結局はWindowsに。
Windows VistaとWindows XPは最後まで迷いましたが、
どうせ買い換えるのなら、最初からVistaにしてしまえ!ということで、
Windows Vistaを入れました。

参考図書

Windows Vista/XPで作る 最強の自宅サーバ(ソーテック社)



今回は完全に一からやり直すつもりで、本を買いました。
Windowsだから簡単にできるだろう、と思っていましたが、
なかなか手間取りました。

基本の設定

細かいところはうまく説明できないので、おおまかに記述します。
まず、本付属のCDで「xampp」をインストールします。
サーバ用ソフトの"apache"など、いろいろと役立つソフトが入っています。
これを入れてから、いろいろな設定をします。

IPアドレスは自宅ネットワークのそれぞれに固有の番号を振ります。
当サーバだったら、「http://hinokio.net/」で
ちゃんとホームページのトップページが出るように
hostsファイルの設定をします。
また、xamppのフォルダの中に入っている"httpd.conf"の編集をして、
当サーバが「hinokio.net」であること、
ホームページのトップページを記述すること、
パスワード認証が必要なファイルがあれば、
そこに場所を記述するなどの変更が必要になります。

パーミッション(読む、書く等の権利)の設定はLinuxと違い、
特に何もやりませんでした。

以上の変更をすれば、普通にページを作って見せることはできます。

掲示板の設定

掲示板はフリーの素材をダウンロードしました。
前にも使っていて、
とてもよかった「kent-web」からプログラムをダウンロード。
あとはファイルの数行を修正するだけで、
ちゃんとした掲示板になりました。
掲示板本体の設定はたいしてしんどくなかったんですが、
パスワード設定とか、アイコン設定に手間取る結果になりました。

ホームページ復旧!

と、数行の説明で終わっちゃいましたが、
実際には2日間ほとんど使って、
どうにかこうにか自宅サーバを復旧させました。
上記の本も途中でわからない箇所があって、
古い本を引っ張り出したりしました。
前のとおり、ページが読めて、掲示板に書き込みができます。
Linuxに比べたら、Windowsはやっぱり簡単かな〜

最後に

本当なら、ブログ設置やFTPの設置をやりたかったですが、
まだ自分のレベルがそこまで達していません。
また余力があるときにブログ設置に挑戦しようと思います。
まあ、中身はそのまんまなんですが、
今後ともよろしくお願いいたします。
めざせ、稼動10年!


全館ご案内へ