11 二流書店

購入図書年間順位(2020年)

2020年に購入した本の中でとても役に立ちそうな本を紹介しています。
今年は外出自体できなかったので、
本を買う機会もほとんどありませんでした。
それでは、書評をどうぞ。
※本の縮尺率は実物大とは関係ありませんので、ご了承ください。

第1位:貯金だけではお金は増えない

今までお金を増やすために、インターネット定期預金をしておりました。
ただ、愛媛銀行の四国八十八カ所支店でも、最盛期の利息は0.777%でしたが、
現在では4分の1程度まで利率が下がりました。
若干のリスクは伴いますが、投資してお金を増やそう!という本です。
投資信託をはじめ、J-REIT等の解説もしてくれています。

この本をきっかけに株式投資を開始しました。
現在(開始4ヶ月時点)ではとりあえずプラスです。
おかげで会社と家の往復以外に、株式投資という趣味が増えました。
ただ、あと3ヶ月前に始めていれば・・・
コロナで急落した後の上昇で、もっと儲かっていたことでしょう。

第2位:「水曜どうでしょう」の根底にある考え方

「水曜どうでしょう」の藤村ディレクターが
朝日新聞北海道版に連載していたエッセイをまとめた本です。
「水曜どうでしょう」、2020年の年末年始でも再放送していますが、
どんな内容でも見始めて1分で笑えるのはすごいと思います。

この本を読んでいると、
いつでも、我々視聴者のことを考えてくれているのがひしひしと感じられます。
あと、「人も金もノウハウもない地方だからこそ、
そこでもがいて産み出したものには、東京では作り出せないオリジナリティーがある」
との言葉はその通りだと感じました。
今のテレビ番組はあまりオリジナリティーがなく、
視聴者が置いてけぼりな感じがするので、ほとんど見なくなりました。

第3位:自分に感謝するといいことがある

歳を取るとあまりお礼を言われることがないもので・・・
最初はこれで効果があるの?と思っていましたが、
頑張っている自分に「ありがとう」って言うことはいいことだと思います。
本当に頑張っているので。
そして、意外と効果あります。

自己肯定感を高めることで、いろんな困難に立ち向かっていきましょう。

第4位:心配のしすぎで倒れないように

2020年、本当に仕事が大変で、
「この会議、乗り切れるかなあ。」とか、
「上層部への報告会、何言われるんだろう・・・」と
心配のしすぎで倒れそうになりました。
でも、この本を枕元に置いて、
「大丈夫、最悪なことにはならない」と思っていたら、ほとんどその通りになりました。

「いまできることに集中する(そうすれば余計なことを考えない)」
「重大な決断は夜しない」
など、役に立つ考え方が書かれています。

第5位:やる気が出なくなったら

まさしく今、こんな状態なので、手に取ってしまいました。
努力しても報われないことを無意識に学習してしまい、
身動きが取れなくなってしまうことを「学習性無力感」と書かれていました。
そして、「やる気が出ないのではなく、受けた要望をエネルギーに変えるエンジンが壊れている」
と書かれていて、「これだーーーー!!!」と思いました。
自分が頑張っても成果につながらない、だからやっても無駄だ、
と感じていることがわかって、なんだか安心しました。

そして、こころが不調な状態の中、
自分自身でプレッシャーをかけるのをやめなければならないと思いました。
年末年始でしっかり休んで、また、年始から頑張ろうと思いました。

第6位:こころの用心を心得る

斉藤茂太先生、すでに亡くなられてるのですが、多数の著書があります。
こころの用心として、
完璧にやろうと思わない、うまくやろうと思わない、休むことに遠慮しない、等々
と書かれてあって、
これはメンタル系の本であれば共通して書かれているなと感じました。

あとは「健康であることが出世の第一条件」「80%できたら十分だ」
「自分はダメ人間」と思っているのは自分だけ、といった
自分を勇気づける言葉が多数あり、参考になりました。

第7位:苦労を知っている先生だから、説得力がある

16歳で故郷から大阪に出てきて、精神科医になった先生の言葉をまとめた本です。
戦争を経験しているかどうかで、
やっぱり現代が厳しいかどうかの感じ方って違いますね。
モノがない、結婚も周りに勧められる、といった
現代とは違う世の中を生きてきた先生だけあって、
言葉に重みがあります。

文章がやわらかい関西弁で書かれていることも特徴です。
「孤独死、大いに結構(他人に迷惑をかけていないから)」という言葉、初めて見ました。

第8位:他人を気にしすぎないで生きる

前回の「パフェ」も買ってしまったので、
中身も見ずに続編も買ってしまいました。
どうしても、今どきは他人の人生が気になる、比べてうらやましいと思う傾向にありますが、
孤独も自分の時間を持つことができて、悪くないよ、という本です。

あと、「ついてない時があるから、いい時を喜べる」、
「大切な人のために、まず自分を大切にしてあげる」、
「休むことも、仕事に必要なスケジュールの一つ」
という言葉が好きです。

第9位:大ヒットで大活躍

2020年はTVアニメ「かぐや様は告らせたい」第2期が放送され、
鈴木雅之さんの主題歌がまたまたヒット。
主人公・四宮かぐや役の古賀葵さんとヒロイン・藤原千花役の小原好美さんの活躍の場も広がっています。
おふたりとも、冠番組を多数持ち、ちゃんと休めているかな?と心配になります。

OVAもアニメ第3期も期待しております。

第10位:秘伝のレシピで50年

たまに食べたくなるな〜ケンタッキー。
1970年に大阪万博で日本上陸してから、2020年で50周年を迎えました。
フライドチキンの調理には資格が必要であること、
アメリカのケンタッキーの店舗の様子など、
いろいろと知らないことが勉強できました。

第11位:神戸の洋食は別格

神戸には洋食屋さんが比較的多いですが、
ルーツは「オリエンタルホテル」か「豪華客船」に集約されます。
正統派の洋食は高価ですけど、食べる価値はあります。

いつか安心してビーフシチューやクリームコロッケを食べに行きたいな〜

11冊の中で、メンタル系が半数、
しかも、第5位〜第8位は大晦日から元日でまとめて読んだという・・・
偏りまくりの1年になりました。
2021年は株式投資を大成功させて、メンタル系の本を少なくしたい!と思います。
来年もご期待ください。

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