14 資格王への道

Microsoft Office Specialist 「Access 2002」(一般)

資格の種類 民間資格(マイクロソフト社公認)
最低限必要な費用 \1万(受験料)
勉強に要した費用 \4万(スクール4日【全日】+テキスト3冊)
交通費と食費 \2万
資格取得の合計費用 \7万
受験資格 特になし
試験日 週1回程度
受験場所 J&Pトレーニングセンター(今は廃止)
特色 全てパソコン操作で合否判定
長所 国を越えても実力を認めてもらえる

概要

おなじみマイクロソフト社が公認してくれる資格です。
自社ソフトウェアを使いこなせる人である、と認定してくれます。
以前はMOUS(Microsoft Office User Specialist)という名前だったそうです。
筆記試験が全くなく、パソコン操作のみで試験が終了します。
合否も即日で判明します。
どうでもいいことですが、2時間で試験が終わるのに受験費が高すぎますなあ。

取得の動機

会社の仕事で完全に自己流でシステムを組みました。
確かに完成はしたんですが、感覚的に操作しただけだったので、
根本的な考えを理解したいと思いました。

Accessとは?

マイクロソフトのビジネス系ソフトの中では、
「Word」「Excel」「Powerpoint」に次ぐ4番手のソフト。
中小規模のデータベースを構築するために使用します。
パソコンを購入しても最初から付属しているソフトではないので、
ユーザが極端に少ないのが特徴。
しかし、応用範囲が広く、はまると楽しいソフトです。

スクール

ユーザが極端に少ないので、
通常のパソコン教室でもビデオ講義がほとんどです。
1日講座が開かれている「J&Pトレーニングセンター」(所在地:難波)に行きました。
他のスクールは数日間の講座を一気に予約しなければならないのに対し、
ここでは1日単位で申込が可能です。
目の前で講義をしてくれるので、その場で質問、即日で解決します。
4日間で基礎部分、応用部分が習得できます。
ただし、参考書1冊を2日で終了するハイスピード講義なので、
全く初心者の場合は厳しいかもしれません。

試験の難易度

問題集が本屋で購入可能です。
付属のCD-ROMで実際に模擬試験ができるので、
予行練習はばっちりです。
本番でも時間不足になることはないと思います。
なお、「Word」「Excel」では一般・上級と2レベルあるんですが、
「Access」は一般レベルのみです。

資格取得後は?

アルバイトで「Access」の使える方募集!となっていたら、
間違いなく自信を持って行けると思います。

ただ、一般レベルのみなので、実務で使うとしたらやや苦しいかも。
「Access」は試験を超える知識、VBAやマクロが使えないと、
システムを組むのは難しいと思います。
自分で参考書を購入し、実際にシステムを組むとよいと思います。

次々とソフトがバージョンアップしていくと、
当然新バージョンでの試験も実施されることでしょうから
今の資格が紙切れ同然になってしまうことが心配です。
もう基礎部分は完成していますから、
無理にバージョンアップするよりは
既成のソフトウェアを安く販売して欲しいものです。

補足(2005/3/22)

「J&Pトレーニングセンター」、残念ながら閉校が決定しました。
また、Access2003の試験も始まってしまいました。
ああ、残念だなあ。

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