14 | 資格王への道 |
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資格の種類 | 国家資格(情報処理技術者試験センター) |
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最低限必要な費用 | \5100(受験料)+手数料 |
勉強に要した費用 | \3万3千円(スクール3ヶ月【週1回・全日】+テキスト2冊) |
交通費と食費 | \2万5千円 |
資格取得の合計費用 | 約\6万5千円 |
受験資格 | 特になし |
試験日 | 年2回(4月・10月第3日曜日) |
受験場所 | 村野工業高校(2006年春) |
特色・長所 | 「コンピュータを使える」という証明になる |
会計知識の入口が簿記3級なら、コンピュータ知識の入口は初級シスアドです。
ちょっとパソコンに詳しい管理者レベルの人が
知っておかなければならない、
さまざまな知識が問われます。
パソコンだけでなく、社会人としての役立つ知識を勉強できます。
受験者数もかなり多いです。(試験1度につき6万人程度)
パソコンの専門家として就職活動したのに、
今持っている資格が「Microsoft Office Specialist Access 2002」しかなく、
パソコンの国家資格がなかったため、取得することにしました。
会社の先輩からも取得を勧められました。
年齢、学歴に関係なく、誰でも受験できます。
学生の受験が多いですが、人生の先輩も挑戦しています。
会社の中での知識が問題を解くのに役立つので、
社会人になってから受験するのでも遅くはないでしょう。
生産管理、品質管理等の方、お薦めです。
生講義と演習が充実しているという理由で、
LEC神戸・大阪駅前校で受講しました。
2005年に開校した大阪駅前本校、梅田スカイ校と違って、
駅から近くてキレイで最高です。
一応、自称・パソコン上級者ということで、
「速習コース」を知識取得用に受講しましたが、
ちょっと手抜きな印象を受けました。
それよりは「午後問題演習」の先生の方が
解説がしっかりしていたように思います。
やっぱり演習は大切ですな。
試験は午前・午後ともに2時間30分の長期戦。
マークシート形式ですが、いずれも考えて答えを出すタイプなので、
ヤマカンでの正解はかなり難しいです。
中には、パソコンを触ったことがある人なら楽勝!という問題も
数問出題されます。
受講者みんなの平均点で合否が決まるのは
IT系試験らしいなあと感心します。
一般知識を問う問題が80問出題されます。
だいたい、過去問の応用で解けます。
難しい問題はひたすらパスするに限ります。
難易度は低いものの、出題範囲がものすごく広いです。
パソコンも操作方法からOS、ハードウェア、セキュリティ等、範囲が恐ろしく広いです。
それだけでなく、簿記の知識、グラフ・図の知識等も問われます。
全7問ありますが、最初の4問は短めの問題、
後ろの3問は長めの問題です。
最初の4問全部を1時間で、後ろの3問を1問30分で解いていくと
よいペース配分です。
知識は午前とほとんど変わらないものの、
システムを組み立てたり、グラフを分析したりするのに、
長い日本語を読まなければなりません。
また、選択肢も穴あきの順序がばらばらだったりして、
非常に面倒くさいです。
睡眠不足は大敵だといえるでしょう。
自分が読んでわからない問題は、
平均点が低いから大丈夫、と捨て問題にするのも
時間を浮かす一手だといえるでしょう。
解答速報は受験日の翌日にはインターネットでわかります。
ただし、点数がわかるものの、合格点かどうかはその時点では不明です。
ちなみに、私は午前67点/全80問、午後100点でした。
久しぶりに100点取りました!
国家資格なので、履歴書に書けます。
就職、転職にはあんまり効果はないと思います。
今後は基本情報技術者に進むのが一般的です。