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節約テクニック(関西編・2020年04月30日修正)

普段、普通に買っているものも、少しの工夫で結構な節約になります。
だいたいは、チケットショップを使えば解決します。

交通費(東海道・山陽新幹線)

交通費、特に鉄道の場合は安いきっぷの買い方が存在します。
まず、新幹線からご紹介。

・EX早特

事前の予約で、東海道・山陽新幹線を安く利用できます。
欠点はクレジットカードを作る手間がかかることと、
キャンセル料金が高いこと。
あと、指定の列車に乗り遅れたら、特急料金を100%払うことです。
これだけ注意していたら、安く乗れます。

山陽新幹線「のぞみ」:新神戸〜博多(通常)15270円→(EX早特)12000円
東海道新幹線「のぞみ」(朝6時台出発):新神戸〜東京(通常)15380円→(EX早特21)11610円

山陽新幹線は大盤振る舞いで「のぞみ」に乗れます。
東海道新幹線の方は朝6時台の「のぞみ」でないと、大きな値引きがありません。

・EXこだまグリーン早特(東海道新幹線)

事前の予約で、東海道新幹線「こだま」グリーン車を安く利用できます。
注意点はEX早特と同じです。

東海道新幹線「こだま」(終日):新大阪〜東京(通常指定席)14490円→(EXこだまグリーン早特)11410円

「のぞみ」より1時間半長い乗車時間ですが、グリーン車でのんびりできます。

・ぷらっとこだま(東海道新幹線)

全区間「こだま」乗車のフリープランです。
東京〜新大阪で4時間の移動がガマンできたなら、
ご褒美として10700円で移動+ビール等ドリンク1本がついてきます。
2020年03月のダイヤ改正で「のぞみ」の速度向上のついでに、
「こだま」も20分以上スピードアップしました。
欠点としては、前日まででないと購入できず、
実際に店舗で買うとなると「JR東海ツアーズ」で買うことになります。
デパ地下でご飯を買うと、「ひかり」の出費と変わらなくなってしまいます。

・バリ得こだま(山陽新幹線)

全区間「こだま」乗車のフリープランですが、
最初と最後の「ひかり」にも乗車できるのが利点です。
新大阪・新神戸・西明石・姫路〜小倉・博多と小刻みな設定なのがうれしいところ。
姫路〜博多はなんと7000円!ほぼ半額なのがすごいです。
しかもクーポン200円付!お得すぎます。

時間は新神戸〜博多の「こだま」で4時間半程度かかりますが、
お得感はものすごいです。

欲を言えば、新神戸〜広島の「こだま」も欲しいところで、
以前は発売されていたのですが、現在ではお得な切符は発売されておりません。

交通費(飛行機)

続いて飛行機です。
鉄道と比べて、ちょっと手続きが面倒です。

・先得割引(JAL)、旅割(ANA)

28日前までの予約で、運賃がほぼ半額になります。
最初に利用したとき、本当にこれでいいんですか!?っていうぐらいの割引率でした。
速いし、丁寧なサービスだし、飛行機ってすごいな〜と思いました。

鉄道では割引きっぷって「往復」とか「2人以上」とかややこしい条件がついていますが、
こちらは片道で1人でも利用できます。
インターネットで席を予約、コンビニでお金を払い、
搭乗当日に空港で最後の手続きをします。
時間に余裕をもって動けば、大丈夫です。

・旅作(ANA)

こちらは1泊2日で自分でツアーを作ります。
インターネットで行き帰りの飛行機を決めて、宿泊先も決めます。
うまくいけば、
行きは伊丹→新千歳、宿泊先は函館、帰りは青森→新千歳で
5万円程度で組むことができます。
バラバラで予約するよりも絶対にお得です。

交通費(その他)

続いて、在来線と私鉄です。

・回数券バラ売り(JR西日本)

昼間特割きっぷ無き今、バラ売り回数券を買うしかなくなりました。

元町・三ノ宮〜大阪:(通常)410円→(回数券)390円
京都〜大阪:(通常)570円→(回数券)540円
元町〜京都:(通常)1100円→(回数券)930円※上記2枚のあわせ技

なんたって、スピードが速い「新快速」に乗れるのが最大のメリット。
回数券を分割で使うことになりますが、
非常によく使われているテクニックだと思います。
JRの券売機で11枚つづりを買うのが一番安いですが、
チケットショップでもバラ売りしています。

・株主優待券(私鉄)

これに対抗するのが私鉄の株主優待券。
これはチケットショップのバラ売りを買うしかありません。

【阪急】三宮〜河原町:(通常)630円→(株主優待)450円
【近鉄】なんば〜鳥羽:(通常)2080円→(株主優待)1500円

阪急で神戸から京都に遊びに行く場合、時間はかかりますが、
(【阪急】三宮→十三乗り換え→河原町:1時間15分程度、【JR】三ノ宮→京都:50分)
安く移動できます。
しかも、河原町駅の方が京都駅よりも観光地へのアクセスがいいです。
一方、近鉄は特急に乗らなければ、
大阪から伊勢志摩まで安く移動できます。
1日修学旅行気分を味わうことも簡単にできます。

その他のチケット

だいたい、大きな街に行けばチケットショップがあって、
いろいろな割引券があります。

・図書カード

3000円分が2880円程度で買えます。
(500円分が480円で買える計算)
本をたくさん買う人にはおすすめ。

・映画券

大人1800円の券が前売り券で1300円だったり、
映画館指定の株主優待券だったら800円!で手に入ります。
ダメでもともと、とりあえず行ってみましょう。

・食べ物券

ファミレスで使える券やアイスクリームの券があったりします。

これだけ実行すれば、浮いたお金でいろいろ楽しめるはずです。
特に回数券バラ売りを買えば、往復で昼ご飯代が助かります。
世の中ではどんどん得するチケットがなくなっていきますが、
これからもチケットショップを上手に活用しようと思います。



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