実践編(城崎)

日時2002年12月14日(土)
目的地城崎
目的かにを食べ、温泉に入る

初めて賞与をもらい、今まで行っていなかった城崎へ行きました。
最初は「青春18きっぷ」で1人でかにを食べてこようと思っていたのですが、
なぜか家族が大集合して大勢でかにを目指しました。

往路

発駅発時刻着駅着時刻備考
垂水9:03姫路9:51山陽本線快速221系
姫路10:03寺前10:43播但線103系
寺前10:51和田山11:36播但線キハ41系
和田山11:57城崎12:52山陰本線113系
221系快速・ルミナリエ看板つき

朝9時に垂水駅に到着。そのまま乗換えをせずに姫路へ向かいました。
途中の加古川で新快速に追い抜かされますが、それを無視。

播但線用103系。リニューアル車。 103系はロングシートでトイレなし

姫路の端っこのホームまでわざわざ歩いて播但線電車に乗り換え。
2両編成で着席率100%。トイレがないのが難点。
103系なんですが、すごい加速を見せてくれました。
予想以上に速く感じました。

播但線用キハ41系。 中は普通のボックスシート。すわり心地はまだましな方。 キハ41系の反対側。外装はきれいです。

寺前で気動車に乗り換え。なんと1両でしたが、立ち客ゼロでよかったです。
これがまた全力で走ってくれました。
意外と速いと思いました。
ただ、座席がボックスだったので周囲が家族でなかったら、
少し苦痛かも。

特急「はまかぜ」。快速だったら乗れるのに。 文字だけのヘッドマークは味気ない。

和田山で特急「はまかぜ」に先を譲ります。
乗車率はあまりよくありませんでしたが、増結されていました。
この「はまかぜ」、ヘッドマークが文字だけです。
デジカメで撮れませんでしたが、
絵入りのヘッドマークで走っている「はまかぜ」も走っていました。
和田山は駅弁の種類が多いことで有名ですが、これは!という駅弁はありませんでした。

昔懐かしい行先表示板 山にはパウダー状の雪が残っている。

和田山まで来ると雪が目立ちました。
当日は暖かかったので、特に寒いとは思いませんでした。
行先表示板は播但線ホームが昔のもの、山陰本線ホームが電光掲示板でした。

113系北近畿バージョン。中身はセミクロスシート。

和田山からは113系の塗色変更車が登場。
トイレ付きだが、中身は単なるセミクロスシートです。
これで1時間近くの移動はしんどかったです。
普通列車の本数が少ないので、1本の列車にお客が集中しています。
単線なので、特急待ちや対向列車待ちも多く、時間がかかりました。

城崎観光

183系特急「北近畿」。JR西日本塗色 城崎駅前。雪はもう溶けていました。

ようやく城崎に到着しました。
後ろから特急「北近畿」に乗って妹がやってきました。
こちらはJR西日本カラーですが、国鉄色も存在します。
時間が13時だったので、とりあえずかにを求めて駅前の通りを歩きます。
事前に調べていた「おけしょう鮮魚と海中苑」には長い行列ができていましたが、
意を決して行列に続きました。
30分ぐらいで入れたのは幸運でした。

観光バスが狭い道路を走ります。 やたらソフトクリーム店が多いんです。 駅からロープウェイ乗り場までが温泉街。

川の両端は車道ですが、観光バスがたくさん走っています。
普通の乗用車は運転しにくいようでした。
温泉客狙いでソフトクリーム屋が目立ちます。
ロープウェイ乗り場までが温泉街です。歩ける範囲です。

ロープウェイ乗り場の向かいにある鴻の湯。

城崎には外湯が7つあります。
その中でロープウェイ乗り場の近くにある「鴻の湯」に入りました。
入泉料は500円。庭園風呂もあります。
タオルは150円で買えます。
入ったときから脱衣所は満員。風呂はかなり熱めです。
湯船に入ろうとしましたが、D字型の風呂桶にD字型に人が入っていたので
なかなか中に入れませんでした。
庭園風呂にも人がいっぱい。
脱衣所に戻ると、さらに人が来ていて、もう自由に身動きが取れません。
人気がありすぎてのんびりできませんでした。

少し離れたまんだら湯。 浴衣姿の観光客と大型観光バス。 一の湯。とにかく車に注意です。 温泉旅館も多数あります。 地蔵湯。川の近くにあります。

城崎には他にも外湯があります。浴衣姿で外湯めぐりをする人が目立ちます。
歩ける範囲に観光スポットがまとまっているので、便利です。
しかし、狭い道路にひっきりなしに車が通ります。
車には最大限の注意をしなければなりません。

かにビールを売っている坂本屋酒店。 お土産の地酒。 帽子がお猪口になったしゃれた雪だるま。

坂本屋酒店ではしゃれたおみやげを売っていました。
地酒の入れ物が雪だるま。
帽子がお猪口になっています。楽しいものです。
あとはお土産を買って神戸へ帰国です。

復路

発駅発時刻着駅着時刻備考
城崎17:20和田山18:02山陰本線113系
和田山18:24寺前19:15播但線キハ41系
寺前19:21姫路20:05播但線103系
姫路20:20ごろ明石20:48ごろ山陽本線新快速223系
明石20:54垂水21:01山陽本線各駅停車201系

帰りは行きと同じルートで帰りました。
妹が加わって神戸へ帰ったので、18きっぷをもう1回分使いました。
城崎発車が若干遅れましたが、和田山の待ち時間が短くなってかえってよかったです。
寺前では6分乗換えにもかかわらず、わざわざ階段を使って乗り換えしたので、
男性が車掌に怒っていました。車掌平謝り。
播但線では「全線電化運動」があるようですが、それが実現するのはいつの日でしょうか。
それよりも高速気動車を導入したほうが効果があると思います。
しかも、播但線103系車内のワンマン用運賃表示板には和田山〜寺前の表示も見えます。
1時間30分も103系電車で移動するのはしんどそうです。
103系電車は全自動ドアなので、特急待ちや対向列車待ちの長時間停車の場合、
6分間ずっとドア開けっ放し。寒すぎて、これには参りました。
姫路では「垂水駅で人身事故が起こりました。」とのことで、新快速が遅れていました。
周囲が高架である垂水駅で人身事故、考えられることは一つです。
明石ではちゃんと各駅停車が来ましたが、21時を過ぎたのでジャスコが閉まっていました。

旅行を終えて

交通費を思いっきり節約し、現地でごちそうを食べることができました。
亀岡→城崎の特急代が高価で、せっかく指定席を取ったのに、
指定席が満席で自由席が空席だらけだったというのが最大の誤算でしょうか。
城崎にはまた行ってみたいと思うぐらいの魅力がありました。
今度は質素にかにを食べます。

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