関西〜松山には交通手段がいろいろあります。
鉄道、高速バス、飛行機です。
どれが一番いいのでしょうか。
往復分を考えると、
鉄道は新幹線+特急電車で\20000。片道4時間。
高速バスは\11000。片道3時間半。
飛行機は特定便割引で\21000。片道はアクセス時間を考えると3時間でしょうか。
岡山で新幹線と特急「しおかぜ」を乗り換えないといけないので、
必ず1度は乗り換えが必要になります。
それなら、特急「しおかぜ」を京都発着にして、
乗り換えなしで走るとおもしろいかもしれません。
明石海峡大橋のおかげで一番勢力を保っているのは高速バス。
安い、渋滞なし、乗り換えなしという文句なしの乗り物。
ただ、ごくまれに渋滞にはまってしまうと、時間が読めません。
価格設定を見ると、JRの通常運賃・料金では勝てません。
四国の高速道路は比較的最近に整備されたので、
JRとは違って、回り道せずに一直線に目的地へ走っています。
これは強敵です。
ただ、ものすごい本数は走っていますが、
JRと私鉄のバスが共同運行ではないため、乗り場や回数券の設定がバラバラ。
これが協力するとかなりの脅威です。
松山空港、伊丹空港ともに市街地からは若干離れています。
飛行機に乗る時間は短いものの、それ以外の時間が長いです。
正規の運賃+特急料金では高速バスに比べて差がありすぎるので、
JR四国では割引率の高い回数券を発売しています。
普通運賃ぐらいのお金で特急に乗れます。
特急「しおかぜ」「いしづち」等に安く乗れます。
チケットショップで回数券を買ってしまうと、
「18きっぷで乗れない快速列車」みたいな感じです。
実際、特急「しおかぜ」では車内販売がありませんでしたし。
他にも3日間特急に乗り放題のきっぷ、
誕生月に特急のグリーン車に乗り放題できるきっぷもあります。
ここまでやっているのに、高速バスに苦戦しているのが残念です。
以上を考えると本命は高速バスとなります。
日帰りでも6時間は松山に滞在可能。
乗りっぱなしなので、移動も楽です。
しかしながら、朝1番から観光はできません。
午前中を有効に使おうとすれば、朝到着する交通手段が欲しいところです。
快速「ムーンライト松山」はもう走りませんが、
18きっぷに\1000〜\2000程度料金を上乗せして乗れる、
夜行列車を走らせて欲しいものです。
大阪〜松山だけでなく、大阪〜広島、大阪〜(伯備線)〜米子・出雲市等も
同じ設定の電車が走ったら、乗車率は高いと思います。
交通手段がないので、
なかなかお目当ての観光地に遊びに行けないと
考えている人は多いと思います。
ゆったりしたリクライニングシートとか、カーペット車とか
どうにかして魅力的な車両を作って、
いろいろな観光地にお客さんを呼んで欲しいものだと
切に願います。
「ムーンライトえちご」「ムーンライトながら」が臨時列車になることが決定しました。
もしも長距離快速列車がなくなってしまったら、
「青春18きっぷ」を使っている人は新幹線にはシフトしないでしょう。
たぶん、旅行をやめてしまうか、
違う交通手段に流れてしまうことでしょう。