西条酒まつり・会津若松の旅

東日本大震災から1年半が経ちました。
まだ被災地は完全に復興したわけではありません。
少しでも地元の経済に貢献できるように、
今回は福島の内陸部に旅行へ行きました。

その前に1日日帰りで広島西条の酒まつりに行きました。
西へ東へ、動き回りました。

旅行の準備

まずは西条へは西日本の鉄道の日きっぷで向かい、
帰りは広島→東京で通しでJRの切符を買いました。

通常であれば、JRばっかりで会津若松に到達できるのですが、
今回は安価で若干時間がかかる東武ルートを選びました。
大内宿にはこちらの方が便利です。
ただ、東武の切符は関西の旅行会社でも入手できるのですが、
大事を取って、関東の友人に手配をお願いしました。
当日、運よくスペーシアの個室が空いていたので、
追加料金が必要でしたが、変更してもらいました。

1日目：西条酒まつり

初日は西条酒まつりへ。
去年、「来年も来てね〜」と言われたので、
今年も高橋先生がそばを打っている賀茂鶴へ。
前回は15時ごろだったので、待ち時間ほとんどなしでしたが、
今回は12時だったので、待ち時間がなんと1時間。
ざるそばを食べるのに1時間待ったのは人生初です。
思わず2皿頼んでしまいました。
鉄人のざるそば、今年もおいしかったです。
中には1人で3皿食べる人までいました。

今回も焼き牡蠣、牛乳を堪能し、
全ての酒蔵を回って、にぎわいを実感しました。

2日目：大内宿オンリー

新幹線で東京へ。
東京駅の大丸はおいしいお惣菜がいっぱいで、大変です。
焼肉弁当を買って、浅草へ移動。
東武特急「スペーシア」でいただきます。
そのまま乗り継いで、湯野上温泉へ。

湯野上温泉からはバスもありますが、1日4本しかありません。
4人組だったので、タクシーを利用。
これなら自分の好きな時間に移動できて、
往復1000円で済みました。

大内宿は何度もテレビで見ていて、
1度は来たいと思っていました。
実際にかやぶき屋根のおうちが見られて大満足です。
しかし、白ネギ1本でそばを食べるのはおもしろかったなあ。
意外と食べられるものです。

夕飯は会津若松の居酒屋「會津っこ」へ。
内陸のはずなのに、魚が抜群。
日本酒が進む、進む。
日曜日定休日のお店が多い中、営業してくれて、
本当にありがたかったです。

3日目：会津若松と鬼怒川温泉

東山温泉の「新滝」、1泊朝食付きで9,800円でした。
私個人としては高めの宿でしたが、
4人で14畳の部屋を用意していただいて、大満足でした。
会津若松では武家屋敷→鶴が城の順に回りました。
2013年の大河ドラマ「八重の桜」は会津若松が舞台ということで、気合いを感じました。
昼ごはんはタクシーの運転手さんのおすすめで「ソースカツ丼」を選択。
これまた、おいしかったです。
食後はお土産を買い、造り酒屋の末廣酒造へ。
本当に日本酒の酒蔵が多いです。
その後は会津若松まで歩いて、電車に乗り込みました。

鬼怒川温泉、有名な割にはあんまり見るところがなかったような。
それでも、日帰り温泉にはきっちり入って、
スペーシアの個室に乗り込みます。

スペーシアの個室、さすがバブル時代の産物だけあって、
豪華な個室でした。
家族旅行には最適ではないでしょうか。
「この電車には家族室があるから、鬼怒川温泉に行こう。」という動機も
ありだと思います。
北千住でJRに乗り換え、東京駅でドンピエールのカレーを食べて、締めました。

旅行を終えて

西は広島、東は福島まで移動した3連休。
西条酒まつりは相変わらず、盛り上がっていました。

残念ながら会津地方よりも、
東京までの新幹線代の方が高い結果となりましたが、
少しは地域に貢献できたでしょうか。
関西以西の人にとっては、東北に行くのは、
それまでの交通費が高すぎるという短所があります。
そのあたり、交通費の問題はトクトクきっぷ等で
対処していただきたいなあと強く思いました。

Special thanks !!
・タクシーの運転手さん：みんな観光ガイドか？っていうぐらい、お話が上手でした。
・居酒屋「會津っこ」
・東武鉄道の会津フリーパスと特急スペーシア

Thanks !
・大内宿とそば「三澤屋」：テレビで見たものを実物で楽しめて、よかったです。
・東山温泉　旅館「新滝」
・鶴が城
・カツ丼「なかじま」

バカヤロー !!!
・特になし

おまけ・ミニ知識

・東武・会津フリーパスだと運賃だけだが、1万円以下で浅草〜喜多方を往復できる。
・大内宿は夕方5時でほとんどのお店が閉まる。バスよりもタクシーが便利。観光シーズンは大渋滞。
・会津若松の繁華街へは会津若松の1つ西、西若松駅が便利。本数はとても少ない。
・鬼怒川温泉駅周辺には何軒か日帰り温泉施設がある。