日時 | 2013年3月2日(土)〜4日(月) |
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目的地 | 豊後高田、宇佐神宮、別府、日田、柳川、長崎、宮崎、桜島 |
目的 | JR九州のグリーン車に3日間乗りまくる |
かつてJR九州には豪遊券というすばらしい切符がありました。
3日間特急のグリーン車に乗り放題でした。
しかし、九州新幹線が開通したと同時に廃止となり、
長い間乗り放題切符がない状態でした。
そして2013年になり、突然乗り放題切符「バースデイパス」が復活!
グリーン車・指定席は3日間で6回の制限がかかりましたが、それでも十分です。
名前の通り、誕生月にしか有効にならないので、3月に急いで計画しました。
バースデイパスは九州でしか買えないので、準備できませんでした。
2泊3日の新幹線+ホテルの宿泊パックを見つけましたが、
あまりに直前だったので、予約締切になっていました。
あとは宇佐駅からの路線バスの時刻を調べたぐらいです。
発駅 | 発時刻 | → | 着駅 | 着時刻 | 備考 |
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新神戸 | 8:12 | → | 小倉 | 10:10 | 新幹線「のぞみ97号」 |
小倉 | 10:17 | → | 門司港 | 10:31 | 普通列車 |
門司港 | 11:37 | → | 小倉 | 11:50 | 普通列車 |
小倉 | 12:09 | → | 宇佐 | 12:57 | 特急「ソニック19号」自由 |
宇佐駅 | 13:12 | → | 豊後高田 | 13:22 | 大分交通バス |
豊後高田 | 16:15 | → | 宇佐八幡 | 16:32 | 大分交通バス |
宇佐八幡 | 17:14 | → | 宇佐駅 | 17:24 | 大分交通バス |
宇佐 | 17:57 | → | 別府 | 18:27 | 特急「ソニック39号」自由 |
別府 | 22:05 | → | 大分 | 22:15 | 特急「ソニック53号」自由 |
最初に新神戸から「のぞみ」で小倉へ。
小倉から門司港へ行き、九州鉄道博物館を1時間で見学。
門司港駅でバースデイパスを購入しましたが、
2日目の全席指定の「ゆふいんの森」が満席でピンチに。
小倉からは「ソニック」で宇佐へ。
宇佐では路線バスで昭和の町・豊後高田へ。
路線バスも心なしか昭和な感じでした。
豊後高田では、駄菓子の夢博物館はじめ、昭和の商店街を楽しみました。
昔の映画のポスターって勢いがあっていいですね〜
豊後高田から宇佐駅を経由して宇佐八幡へ。
宇佐八幡は全国の八幡宮の総本山です。
境内はそこそこ広いので、40分で回るのが大変でしたが、どうにか回りました。
路線バスで宇佐駅に戻りましたが、待合室で30分待ちました。
「ソニック」で別府へ移動し、すぐに送迎バスでスギノイパレスへ。
前回見られなかった温水プールの「噴水ショー」を見ることができました。
帰りの送迎バスのタイミングが合わなくて、これまた30分待ちました。
別府で六盛の冷麺を食べて、大分へ移動しました。
発駅 | 発時刻 | → | 着駅 | 着時刻 | 備考 |
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大分 | 8:19 | → | 日田 | 9:58 | 特急「ゆふ2号」自由 |
日田 | 13:00 | → | 久留米 | 13:39 | 特急「ゆふいんの森2号」指定 |
JR久留米 | 14:13 | → | 西鉄久留米 | 14:24 | 西鉄バス |
西鉄久留米 | 14:30 | → | 西鉄柳川 | 14:47 | 西鉄特急 |
西鉄柳川 | 16:36 | → | 西鉄久留米 | 16:52 | 西鉄特急 |
西鉄久留米 | 16:55 | → | JR久留米 | 17:04 | 西鉄バス |
久留米 | 17:25 | → | 鳥栖 | 17:33 | 快速 |
鳥栖 | 17:39 | → | 長崎 | 19:24 | 特急「かもめ37号」DXグリーン |
長崎 | 21:30 | → | 博多 | 23:20 | 特急「かもめ50号」グリーン |
朝は「ゆふ」に乗って、由布院を通過し、日田へ。
日田を訪れるのは5年ぶりです。
昨年に大雨で被害があった日田ですが、観光地の豆田町は復活しておりました。
念願の日田醤油「雛御殿」でひな人形の写真を撮影しました。
コレクション数、内容ともに横綱級です。
これで入場料300円は安すぎます。
あまりに安いので、おすすめの味噌を買ってしまいました。
そのあとは5年前と同じく、クンチョウ酒造と日本丸館へ行きました。
クンチョウ酒造では酒まんじゅうと酒粕を買いました。
日本丸館では懐かしの薬を見て回りました。
昼ごはんは日田焼きそばを食べたかったのですが、
行列ができていたので、あきらめました。
日田から久留米を経由して、柳川へ。
柳川も5年ぶりでした。
ここでも念願の北原白秋記念館でさげもんを見ました。
ポスターに採用されたさげもんがここのものだったので、行きたかったのです。
もちろん、立花家(お花)にも寄って、豪華なさげもんを見ました。
そのあとは乗り継ぎで長崎へ。
初めてDXグリーン車に乗りましたが、座席のゆったりさに驚きました。
座席を倒した後にアテンダントさんが来たので、あわててしまいましたが。
長崎では10年ぶりにツル茶んのトルコライスを食べました。
あまりに久しぶりすぎて、勝手に感動してました。
中華街でビードロを買い、長崎から最終の「かもめ」のグリーン車に乗って帰りました。
発駅 | 発時刻 | → | 着駅 | 着時刻 | 備考 |
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博多 | 6:45 | → | 鹿児島中央 | 8:22 | 新幹線「さくら401号」グリーン |
鹿児島中央 | 8:48 | → | 宮崎 | 10:57 | 特急「きりしま6号」自由 |
宮崎 | 12:17 | → | 鹿児島 | 14:12 | 特急「きりしま11号」自由 |
鹿児島中央 | 18:00 | → | 新神戸 | 21:31 | 新幹線「みずほ606号」自由 |
朝6時半にホテルを出て、目の前にタクシーが止まっていたので、
迷わずに博多駅まで送ってもらいました。
6時45分の新幹線に間にあって、本当に良かったです。
鹿児島中央からは宮崎へ移動。
宮崎では10年ぶりにおぐら本店でチキン南蛮をいただきました。
わざわざチキン南蛮を食べるために貴重な半日を使いました。
午後には車窓からしか見たことのない桜島に、フェリーを使って上陸しました。
温泉に入って、そのあと循環バスに乗っていろんな展望台から景色を楽しみました。
わずか2時間ぐらいしか滞在しませんでしたが、ひととおり楽しめました。
最後に鹿児島中央駅で黒豚しゃぶしゃぶを全速力で食べて、
新幹線「みずほ」に乗りました。
鹿児島から寝たまんまで新神戸まで運んでくれるなんて、ありがたい限りです。
JR九州のすべての列車に乗ることはできませんでしたが、
「かもめ」のDXグリーン車にも「さくら」のグリーン車にも乗れました。
懐かしのツル茶んとおぐら本店にも行って、食事もできました。
桜島に初上陸して、港の周辺だけ観光できました。
夜18時に鹿児島を出て、わずか3時間半で新神戸に戻ってこれたことが
早すぎて信じられませんでした。
3月の最初で最後のチャンスにこれだけ規模が大きい旅行ができて、よかったです。
Special thanks !!
・バースデイパスを企画したJR九州の担当者の方
・個性豊かなJR九州の特急列車をデザインした水戸岡先生
・豊後高田の昭和の町の案内所のみなさま(荷物を預かってもらいました)
・日田 雛御殿(あれだけのコレクションは圧巻です。しかも撮影可能なのが、ありがたいです。)
・柳川と博多のタクシーの運転手さん
・桜島の循環バス「桜島シティービュー」
Thanks !
・10年ぶりに訪れた飲食店:ツル茶んとおぐら本店
・九州鉄道博物館
・日田の日本丸館、クンチョウ酒造
バカヤロー !!!
・宇佐でのバスと特急の接続の悪さ
・バースデイパスの発券にとまどった駅員
・西鉄柳川駅からさげもんの会場まで遠い(徒歩で40分)のに、路線バスが1時間に1本しかない
・バースデイパスは「みずほ」のグリーン車、指定席は乗車不可
・バースデイパスは特急列車の自由席なら乗り放題
・宇佐駅から豊後高田、宇佐神宮にはバスで行けるが、特急との接続が悪い
・別府駅からスギノイパレスには送迎バスがあるが、特急との接続が悪い
・大分〜由布院〜日田〜久留米〜博多には特急があるが、本数が少ない
・日田駅から観光地・豆田町には徒歩20分。意外と遠い
・JR久留米駅と西鉄久留米駅の間はバスで10分。本数が多いが、同時刻に数本バスが出ることもある
・西鉄柳川駅から御花(立花邸)までは徒歩40分。路線バスは1時間に1本しかない。臨時バスもない
・桜島島内では桜島シティービューという循環バスが走っており、観光地で小休止するので効率よく観光できる
・鹿児島中央駅近くには新幹線開業時に飲食店が増えた。繁華街の天文館に行かなくても、食事は十分可能