水戸袋田の旅

長年ずっと、水戸の偕楽園の梅と袋田の滝を見に行きたいと思っていました。
ただ、梅は見ごろが毎年ずれ、休みとうまく重なりませんでした。
一方、袋田の滝は季節を問わずに見に行けそうですが、
同じ茨城県内にもかかわらず、かなり見に行くのが苦労する場所にありました。
今回はそれをまとめて1日で回るという、強引な旅行を企画しました。

旅行の準備

これが取れなかったら旅行はやめよう、と思ってましたが、
寝台特急「サンライズ瀬戸」のB寝台個室を予約できました。
1泊2日の宿泊費分を先に支払うような感覚でした。

行程：夜に神戸を出発し、水戸、袋田を回って、その日に神戸へとんぼ帰り

東京（築地、御徒町）

早朝の東京駅に到着すると、長野新幹線でE7系がデビューしていて、
ものすごい人だかりでした。
東京駅から都バスに乗って、築地市場へ。
朝ごはんは築地の「とんかつ八千代」でシーフードフライの定食を食べました。
朝から油ものでこってりしてましたが、どうしても食べたかったんですよね〜
その後、東京メトロ日比谷線で仲御徒町へ。
御徒町では早朝6時から営業している銭湯で有名な「燕湯」へ行きました。
こんな都心のど真ん中で、朝からお風呂に入れるっていいですね〜。
文化放送「玉川美沙　ハピリー」では本日のJRダイヤ改正のネタで
トークが盛り上がっていて、うれしかったです。

偕楽園

上野から特急「スーパーひたち」に乗って、1時間後に偕楽園へ。
梅のシーズンのみ営業している臨時駅です。
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ、日本三名園の1つです。
残りの2つは制覇しているので、これで3つ制覇です。
梅は8分咲きでした。
いろいろな品種が一度に楽しめて、梅って奥が深いんだな〜と思いました。

袋田の滝

偕楽園から水戸乗り換えで水郡線で袋田へ移動しました。
袋田駅からはバスが出ていますが、バスの本数がものすごく少ないです。
袋田の滝は日光の華厳の滝、和歌山の那智の滝と並ぶ日本三大名瀑の1つです。
華厳の滝と那智の滝は制覇しているので、こちらも3つ達成です。
展望台は間近から見られるので、大迫力でした。
遠かったですが、行った甲斐がありました。
ただ、列車が観光仕様ではなかったので、
遅いお昼ご飯は駅弁を買って、常陸大子駅で食べました。

帰りは東京駅の営業が終わりかけの大丸でお総菜を買いまくりました。
関東と関西の桜餅がいっぺんに買えました。

旅行を終えて

土曜日の0時から神戸を出て、翌朝から築地、御徒町、偕楽園、袋田の滝と回って、
神戸へ戻ってきました。
忙しすぎましたが、やればできるものですね〜。
寝台列車がどんどんなくなっていますが、
サンライズ瀬戸・出雲にはこれからも頑張ってほしいものです。

Special thanks !!
・サンライズ瀬戸（高価ですが、寝ながら移動できるのは貴重です）
・スーパーひたち（新造車で、高速なのに、特急料金は安いです）

Thanks!
・袋田の滝までのバス（安い）
・偕楽園（入場料が安い）
・御徒町　燕湯（450円なのに、シャンプーとリンスは共用で使える）

バカヤロー!!!
・上野駅と水戸駅の特急改札（車内改札があるので、必要ないと思います）
・水郡線の車両と時刻（ローカル線こそ、ゆったりとした車両にしてほしい）

おまけ・ミニ知識

・サンライズの個室の場合、車内改札が来ない。
・東京駅から築地市場へは丸の内南口の「都04」「都05」バスが便利。本数は10分に1本。築地三丁目まで10分程度。
・築地三丁目バス停から築地市場6号館へは徒歩10分程度。
・築地市場6号館、とんかつ八千代の待ち時間は朝8時で30分待ち。食べ終わりまでは50分。
・築地市場　丸武では土曜日に100円で焼きたての一口サイズの玉子焼きが食べられる。
・御徒町　燕湯は朝6時から営業。シャンプーは共用で使える。450円。
・上野のエキュートではほんのり屋でおむすび他、朝からお弁当が買える。
・偕楽園　臨時駅から東門までは徒歩7分程度。好文亭を入れると梅の鑑賞は2時間欲しい。
・偕楽園　臨時駅では切符が買えない。ICカードは使える。駅員がいるので、途中下車は可能。
・上野駅、水戸駅では特急は専用ホームから発車し、専用の改札がある。でも、車内改札もある。
・大丸東京店では土曜日は夜8時まで営業。（平日は夜9時まで営業）
・袋田の滝までのバスは袋田駅からと常陸大子駅からの2種類ある。どちらの駅からも滝本まではおよそ15分。バス停から滝料金所まで徒歩10分。
・滝本バス停から滝鑑賞には1時間欲しい。
・袋田の滝周辺にはおみやげ屋、食事処、日帰り温泉施設がある。時間はつぶせる。