比叡山の旅

2014年は地元に目を向けようということで、
「スルッとKANSAI」3dayチケットを買いました。
3日間有効、5,200円で関西のほとんどの私鉄が乗り放題です。
3日は連続ではなく、離れていてもいいという使い勝手の良い切符です。
第1回は滋賀県と京都府の間にある比叡山延暦寺に行くことにしました。
帰りには出町柳に行き、アニメ「たまこまーけっと」の舞台を回りました。

旅行の準備

JRだと神戸から比叡山坂本まで新快速1本で約1時間ですが、
私鉄だと4か所乗り換えで2時間以上かかります。
特に京都周辺が回り道になるので、退屈しないかな〜と思って、心配でした。

行程

浜大津まで

山陽特急で阪神梅田へ行き、御堂筋線で淀屋橋へ。
淀屋橋では赤と黄色の車両ではなく、青色の特急で三条へ。
運転席の真後ろの席で、複々線を楽しみました。
大阪と京都の府境で、結構田畑が多いことに驚きました。
三条からは京津線で浜大津を目指します。

浜大津周辺

浜大津では電車が道路を走ります。
4両編成の電車が、自動車と並走するのはとても珍しい風景です。
10年ぶりぐらいにこの風景を見ました。

坂本から比叡山まで

坂本駅を降りて、上り坂を歩いて日吉大社へ。
福良寿々米（ふくらすずめ）という土鈴を買うことが目的で、
わずかな滞在時間ですが、楽しめました。
ケーブルカーは30分に1本しかありませんが、
どうにか乗ることができました。
ケーブルカーを降りて、徒歩10分ぐらいで延暦寺へ。
もやがかかっていて、雰囲気が出ていました。
人生初の御朱印帳を購入し、ご朱印をいただきました。

比叡山から出町柳へ

延暦寺からはバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで、
叡山電車の八瀬比叡山口へ。
本数が少ないですが、接続は取れています。
叡山電車で出町柳に向かいました。

出町柳

出町柳ではグリル生研会館で豪華なランチを楽しみました。
その後、下鴨神社を参拝。出町柳駅から意外と歩きました。
鴨川を渡って、たまこまーけっとのモデルとなった
出町桝形商店街を歩きました。
アニメで出てきたアイテムや風景が再現されていました。
きっちりと「出町ふたば」で豆大福を買いました。

出町柳から河原町へ

バスで河原町三条へ移動し、徒歩で伊右衛門サロンへ。
大人気の喫茶店なので、30分待ちました。
日本茶とお菓子が楽しめます。
そこから徒歩で錦市場の錦湯へ。
午後4時から開店で、4時20分ごろに行きましたが、
すでに10人ぐらいお客が入っていました。
京都の中心地でお風呂に入れるなんてすばらしいなあと思いました。
河原町から阪急特急で梅田に帰り、
梅田からは阪神特急に乗りましたが、
最後の最後でロングシートに当たってしまいました。

旅行を終えて

1日で使ったお金、移動費込みで8千円でした。
ほとんど移動で時間を使いましたが、十分に楽しめました。
私鉄は移動に時間がかかってしまうものの、
山陽、京阪、阪急京都線では、クロスシートが多く、
快適に移動することができました。
また、出町柳では、たまこまーけっとの世界を十分に楽しみました。
豆大福、おいしかったな〜

と思っていたら、なんと当日、
たまこまーけっとの主役の声を演じていらっしゃった、
洲崎綾さんが出町桝形商店街を訪れていたことが、ご本人のブログでわかりました。
東京でお仕事をされているので、京都に来られることなんて珍しいんでしょうが、
すごい偶然だ！と驚いてしまいました。

Special thanks !!
・山陽、京阪、阪急で転換クロスシートを導入してくれた皆様
・スルッとKANSAI　3dayチケット

Thanks !
・グリル生研会館
・出町ふたば

バカヤロー !!!
・特になし

おまけ・ミニ知識

・スルッとKANSAI　3dayチケットで坂本ケーブルと京阪バスには乗車可能。
・スルッとKANSAI　3dayチケットで叡山ロープウェイと叡山ケーブルには乗車不可。
・京阪の坂本駅からケーブル坂本駅までは徒歩10分。やや上り坂。
・ケーブル坂本駅近くの日吉大社は一周で約30分かかる。
・ケーブル延暦寺から比叡山延暦寺の根本中堂までは徒歩10分。
・比叡山延暦寺の根本中堂から比叡山バスセンターまでは徒歩6分。
・延暦寺バスセンターから比叡山頂まではバスで6分だが、徒歩30分。上り坂なのでバスの方が楽だが、本数は少なめ。
・比叡山頂、ロープ比叡〜ケーブル比叡、ケーブル八瀬〜八瀬比叡山口は隣接しておらず、両駅間で6分程度は歩く。
・山陽、京阪、阪急京都線特急は半数以上は転換クロスシートだが、ロングシートの場合もある。