長野喜多方の旅

日時2015年4月29日(水)〜30日(木)
目的地金沢、長野、新潟、喜多方、宇都宮
目的北陸新幹線に乗り、旅行する

2015年3月、北陸新幹線が開業しました。
それまで東京〜金沢は4時間以上かかっていましたが、
一気に2時間半に短縮されました。
これに乗らないわけにはいきません。

わざわざ北陸新幹線に乗るためだけに金沢へ移動し、
7年に1度の善光寺御開帳を見に、長野に向かいました。
その後は、6年半ぶりに行く長岡、3年半ぶりに行く新潟、
2年半前に会津若松に行ったのに立ち寄れず、結局10年以上行っていない喜多方、
4年半ぶりに餃子を食べに行く宇都宮と、
個人的に懐かしい街の数々を、わずか2日で回れるように計画を立てました。

旅行の準備

今回は新潟〜喜多方〜郡山を除いてすべて特急か新幹線で移動です。
乗車券も山科→(湖西線・北陸本線)→金沢→(北陸新幹線)→高崎→(上越新幹線)→新潟
→(磐越西線)→郡山→(東北新幹線)→東京→(東海道新幹線)→京都と
とんでもない一筆書きの乗車券を買いました。
あと、会津若松のビジネスホテルを予約しました。

1日目:神戸から会津若松へ、寄り道を山ほどして。

発駅発時刻着駅着時刻備考
大阪7:10金沢9:46特急「サンダーバード1号」
金沢10:31長野11:54新幹線「はくたか560号」
長野15:10高崎15:56新幹線「あさま620号」
高崎16:27長岡17:21新幹線「とき331号」
長岡18:22新潟18:45新幹線「とき333号」
新潟20:06会津若松22:41磐越西線

金沢駅

朝1番の特急「サンダーバード」に乗り、一気に金沢へ。
18きっぷ旅行とは違って、10時前に到着してしまいました。
北陸新幹線開通で建物内が一新され、
九谷焼、輪島塗といった石川県の伝統工芸品が柱のデザインに使用されていました。
金沢百番街でお菓子を買った後、いよいよ北陸新幹線に乗車です。
北陸新幹線の金沢駅ホームでは、柱に金箔が!さすがです。
車内の座席には余裕がありました。
右に立山連峰、左に日本海を見ながら、あっという間に長野に到着です。

長野善光寺

長野駅からバスで善光寺へ。
さすが7年に1度の善光寺御開帳。人が多かったです。
15分待ちで回向柱に触れた後、40分待って御朱印を頂きました。
14時前に参道で天ぷらざるそばをいただきました。

長岡、新潟

長野から高崎へ。短距離でも新幹線で移動です。
高崎では駅前のヤマダ電機でタブレットを見て時間をつぶしました。
高崎の駅でもグーテ・デ・ロワをはじめ、お土産が充実してますね〜。
でも、新幹線ですばやく動いたのに、30分待ちを食らうのがもったいないな〜。
高崎からは上越新幹線で長岡へ。
長岡では6年半ぶりに「喜京屋」で麻婆豆腐の丼を食べました。
味が変わっていなくて感動しました。おいしかったです。
長岡からも新幹線で新潟へ。
新潟では鳥の半身揚げで有名な「せきとり東万代店」まで15分歩き、
鳥の半身揚げを持ち帰りしました。
大人気過ぎて、店内で食べられず、20分待ちでした。
新潟駅に戻り、ぽんしゅ館新潟駅店に入りましたが、
残念ながらおにぎりの販売時間は終了してました。
ぽんしゅ館越後湯沢店同様、
500円でおちょこ5杯の日本酒の試飲ができましたが、今回はやめました。

磐越西線のローカル線に2時間半乗車したので、
乗車30分後に車両にほとんどお客がいなくなった時点で「せきとり」のから揚げをひたすら食べました。
ほんのりカレー味でおいしくいただきました。
会津若松駅に着いたのは夜23時前でした。
駅前フジグランドホテルに宿泊しました。
提携の富士の湯の最終受付が23時までだったので、あわててお風呂に入りました。

2日目:喜多方から宇都宮を経由して神戸へ

発駅発時刻着駅着時刻備考
会津若松6:50喜多方7:15磐越西線
喜多方13:44会津若松14:00磐越西線
会津若松14:08郡山15:13快速「あいづ4号」
郡山15:30宇都宮15:58新幹線「やまびこ144号」
JR宇都宮16:55大和町17:30関東バス
大和町18:41JR宇都宮19:01関東バス
宇都宮19:48東京20:44新幹線「やまびこ218号」
東京21:10新大阪23:39新幹線「のぞみ263号」

喜多方

2日目は会津若松を早く出て、喜多方へ。
喜多方では旧日中線の自転車道を散歩しました。
しだれ桜、やや散ってましたが、十分に楽しめました。

SLを見た後、市役所方面に20分歩き、「まこと食堂」で中華そばをいただきました。
10年前にも訪れていましたが、臨時休業で食べられず、
この日最初の食事だったので、ありがたくいただきました。
朝9時に店を出て、10分歩き、「喜一」でSioラーメンをいただきました。
透き通ったスープでこれまたおいしくいただきました。
喜多方では朝早くから営業しているラーメン屋さんが多いのですが、
この2軒、行列ができていました。恐るべし。

「喜一」を10時前に出て、蔵が並ぶおたづき通りへ。
「金忠」でこだわりの味噌を購入。あったかいお茶をいただきました。
「馬車の駅」でも何も買っていないのにあったかいお茶とおまんじゅう半個いただいたので、
蒔絵のしおりを買いました。
さあ、そこから蔵を見ながら、ひたすら歩くこと1時間。
ほまれ酒造の雲嶺庵で日本庭園を散歩しました。
この酒蔵、フリーアナウンサーの唐橋ユミさんのご実家。
「出没!アド街ック天国」で喜多方特集を見て約2年、本当に来られてよかったです。
限定の日本酒「雲嶺庵」を買い、タクシーで蔵が並ぶふれあい通りへ戻りました。
立派な蔵が並んでいて、いい写真が撮れました。

喜多方駅に戻って、列車までまだ1時間ほどあったので、
珈琲屋さん「煉瓦」でアイスコーヒーとレアチーズケーキをいただきました。
喜多方から会津若松へ移動し、会津若松駅前の「マルモ食堂」がちゃんと営業していることを確認し、
快速「あいづ4号」に乗り換えて、郡山へ向かいました。

郡山では仙台銘菓「萩の月」を探しましたが、見つからず。
あきらめて、新幹線に乗り、宇都宮へ向かいました。

宇都宮

気が付けば4年半ぶりの宇都宮でした。
宇都宮から関東バス「がんセンター経由 江曽島行」で大和町(やまとちょう)で下車。
35分かかって、330円でした。
橘田いずみさんの本「ザ・餃子」で絶賛されていた「天馬」で
絶品の餃子の数々をいただきました。
今まで正嗣でしか餃子を食べていなかったのですが、奥が深いですね〜餃子って。
大和町からJR宇都宮駅にも同じバスで帰りましたが、道中で渋滞はなく20分で戻りました。
宇都宮駅前の「花の季plus」で晩酌セットでこの旅行を締めました。
しかし、19時過ぎまで宇都宮で夕食を食べて、その日のうちに(正確には翌日になりますが)
神戸に帰れるってすごいなあ、と食事したメンバーで話していました。

旅行を終えて

2日で使ったお金、7万円でした。
新幹線に7回も乗るとそうなりますわな。
しかし、食費がものすごく安かったため、その程度で済んでよかったです。
新潟の弥彦神社にも行きたかったのですが、善光寺最優先のため、断念しました。
その他はほぼ予定通り、懐かしい街を満喫できたのでよかったです。

Special thanks !!
・2日間合わせて15時間の電車移動に耐えた自分。(ひそかに去年の松島・角館より多い)
・北陸新幹線を頑張って開通させた皆様。
・朝からおいしいラーメンを作っていただいた喜多方の「まこと食堂」「喜一」
・大した買い物をしていないのにお茶まで出してくれた喜多方の「金忠」「馬車の駅」
・「金忠」から酒蔵「ほまれ酒造」まで1時間も頑張って歩いた自分。
・その疲れた自分を中心地まで運んでくれた「きたかたタクシー」。
・絶品の餃子を作っていただいた宇都宮の「天馬」とそのお店を広く知らしめた橘田いずみ様。

Thanks !
・ヤマダ電機LABI1高崎
・長岡の中華料理屋「喜京屋」
・新潟の鳥専門店「せきとり」東万代店
・会津若松の「駅前フジグランドホテル」

バカヤロー !!!
・特になし


おまけ・ミニ知識

・金沢駅で在来線から新幹線に乗り換えるのは5分程度欲しい。
・金沢百番街は新幹線開通に合わせて店がリニューアルされ、昔と店舗の配置が変わっている。
・北陸新幹線は12両編成。輸送力が大幅にアップされ、指定席は苦労せずに取れそう。
・長野駅から善光寺まではバスで約10分。
・善光寺周辺にはおそば屋さん、お土産屋さんが並んでいる。
・善光寺御開帳では回向柱に触れる際や前立本尊参拝の際の待ち時間がホームページで表示される。
・善光寺御開帳の際、路線バスは迂回運転となる。
・高崎駅ではグーテ・デ・ロワをはじめ、いろんなお土産が買える。
・高崎駅に隣接して大きなヤマダ電機があり、時間つぶしには困らない。
・長岡駅で中華料理屋「喜京屋」に行って帰ってくるのには1時間あればよい。
・新潟駅から鳥から揚げの「せきとり」東万代店までは徒歩15分。
・新潟駅の磐越西線乗り場(9番線)は若干離れているため注意が必要。
・新潟駅のぽんしゅ館も中心地方面(万代口)とは逆方向なので、これまた注意。
・新潟駅のぽんしゅ館は夜におにぎりが買えない。
・会津若松駅前のマルモ食堂は創業100年だが、2015年4月現在、まだまだ営業していた。
・喜多方駅から近い方の蔵の通り、「ふれあい通り」までは徒歩10分程度。
・喜多方駅から遠い方の蔵の通り、「おたづき通り」までは徒歩20分程度。
・喜多方では多数のラーメン屋が朝7時から営業している。そして行列ができる。
・喜多方駅からほまれ酒造(雲嶺庵)までは徒歩1時間以上。そもそも徒歩は無理。
・ほまれ酒造(雲嶺庵)ではタクシーを呼んでもらうことも可能。
・喜多方ではタクシーが常駐しているのは喜多方駅前のみ。街中では電話で呼ぶしかない。
・喜多方で朝ラーメン2杯食べて、蔵の通りを散歩して、ほまれ酒造に行くのは5時間欲しい。
・郡山ではもう「萩の月」は販売していない。
・宇都宮駅からバスで餃子屋「天馬」に行き、帰ってくるのには最低1時間半以上は欲しい。
・大丸東京店の食料品店は平日夜21時まで、土日20時まで営業。



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