銀山温泉の旅

日時2019年2月9日(土)〜2月10日(日)
目的地銀山温泉、蔵王温泉
目的銀山温泉の夜の雪景色の写真を撮り、蔵王の樹氷を見る

銀山温泉は山形県にあり、雪が深いことで有名です。
特に夜景が大人気で、レトロな雰囲気も併せて、
旅行客が増加中です。
海外からもお客さんが詰めかけ、冬は宿泊の予約が取れません。

もう1つの蔵王温泉は、TBSテレビ「マツコの知らない世界」で
ロープウェイ特集で樹氷がきれいだったので、行ってみることにしました。
自業自得ですが、過去最大級の過酷な旅でした。

旅行の準備

新幹線とホテルの予約をしただけでした。
2月3連休で、山形駅周辺はそこそこホテルがいっぱいだったので、
近くの天童でホテルを取りました。

1日目:銀山温泉、大雪

発駅発時刻着駅着時刻備考
西明石6:00東京8:53新幹線「のぞみ100号」
東京9:24大石田12:20新幹線「つばさ131号」
大石田12:35銀山温泉13:11バスに乗れず、タクシー(5300円)
銀山温泉18:21大石田18:51バスに乗れず、タクシー(5300円)
大石田18:57天童19:17新幹線「つばさ158号」

大石田まで

大石田駅のバスの時刻に合わせて、
西明石6時始発の新幹線に乗りました。
ポイント特典でグリーン車です。
東京駅のecuteで深川めし、ひと口コロッケ、唐揚げを買い、
つばさに乗り込みました。
沿線は福島を過ぎると雪景色になりました。
大石田に到着し、バス乗り場に行くと、
小さなバスに旅行客の行列ができていました。
早々にバスに乗るのをあきらめ、タクシーで移動しました。
5000円の出費は痛いです。

銀山温泉その1

銀山温泉は大きな規模の観光スポットではなく、
飲食店や日帰り入浴の温泉宿は昼で営業が終わってしまいます。
まずはバス乗り場から坂を上って、
銀山荘で日帰り入浴し、体を温めました。
とにかく、当たり前ですが、寒かったです。
続いて、伊豆の華で揚げ茄子のそばをいただきました。
尾花沢市はそばで有名で、おいしかったです。

銀山温泉その2

雪深い道に注意しながら、銀山温泉の奥に入っていくと、
レトロ感満載の重厚な旅館が並んでおりました。
ときどき、屋根の上から溶けた雪がどさっと落ちてくるので、
上にも注意しなければなりません。

はいからさんのカリーパンで
コーヒーとカレーパンを頂きました。
40分ぐらいいましたが、まだ夜景の時間には早く、
時間つぶしのネタがなくなってきました。

銀山温泉その3

さらにおみやげ屋さんで、
JALのファーストクラスで出された古代米大福を食べ、
豆腐屋さんで揚げ出し豆腐を食べて、
足湯につかって、ひたすら待ちました。

夜の銀山温泉

ついに念願のライトアップ!!!
重厚な建物と雪景色、温かみのあるガス灯の魅力で、
写真を撮りまくりました。
最近のカメラ、暗くても三脚なしで
きれいな写真が撮影できるのがすごいです。
一部の旅館が改装中で、カバーがかかっていたのが残念でしたが、
思い描いた写真が撮影できたので満足でした。

大石田に戻って、天童へ

観光客が1台の小型バスで乗り切れるわけはなく、
帰りもタクシーを呼び、幸運にも大石田駅に戻ることができました。
天童では鶴亀堂分家で焼肉を食べ、水車生そばで鳥中華を食べました。
贅沢三昧で楽しい夕食でした。

2日目:山形から帰宅

発駅発時刻着駅着時刻備考
天童6:36山形6:56奥羽本線
山形駅7:40蔵王温泉8:17山交バス
蔵王温泉11:20山形駅12:05山交バス
山形13:04大宮15:02新幹線「つばさ142号」
東京19:40新大阪21:10新幹線「のぞみ415号」

蔵王温泉観光

朝は天童セントラルホテルから近くの天童駅から出発。
山形駅では蔵王温泉行のバスに行列ができておりましたが、
続行便が出たので、座って移動できました。

蔵王温泉バスターミナルからロープウェイ乗り場までは徒歩10分。
ロープウェイ乗り場では切符売り場に行列ができていて、
乗るまでも行列ができていたので、乗るまで1時間程度かかりました。

途中でロープウェイからゴンドラに乗り換えて、蔵王高原の頂上へ。
肝心の樹氷は、風が強すぎて、
ほとんど雪が固まっていませんでした。
しかも頂上はマイナス13℃。
スキーウェアで行かずに、普通のコートと長袖インナーで行ったのは無謀でした。

こちらは期待通りの景色でなくて残念でしたが、
新左衛門の湯でしっかりとあったまりました。
おみやげ店では蔵王クリームスプレッドがありましたので、買いました。

山形から帰宅

この後は山形駅でそばを食べましたが、普通でした。
その後、大宮へ移動し、与野でおみやげのせんべいを買おうと
道を歩いているときに、転倒して、あごを打ち、出血しました。
自分ではどうにもならなかったので、
携帯電話で「#7119」に電話し、開いている病院を教えてもらい、
与野駅に戻り、タクシーで西部総合病院で
傷口を縫ってもらいました。
適切な治療のおかげで、今はケガして1ヶ月経ちましたが、
普通に生活できています。

マイナス13℃の環境で自分を過信し、
おみやげを多数持って、ヘッドホンで音楽を聴きながら歩いていたので、
油断して転んでしまい、受け身を取るのが遅れました。
以降、手荷物はなるべく少なくして、
道を歩くときは音楽を聴くのをやめました。
40歳になって、運動神経もかなり鈍っているので、
痛かったですが、いい教訓になりました。

旅行を終えて

2日半で使ったお金、約10万円でした。
汚れた衣服をクリーニングするのにさらに1万円かかりました。
転倒したのは痛かったですが、
銀山温泉と蔵王高原観光の後だったので、まだよかったです。
銀山温泉、行く価値はありますが、
昼から夜まで頑張って居座るのは厳しいので、
「昼だけ」とか「夜だけ」に絞るべきかなあと思いました。

Special thanks !!
・つばさタクシー(大石田駅〜銀山温泉で片道5000円以上ですが、無事に移動できました)
・蔵王温泉 新左衛門の湯(マイナス13℃から帰った時だったので、生き返りました)
・銀山温泉の雪景色(写真の通り、きれいな景色でした)
・与野市 西部総合病院(休日に適切な治療で、本当に助かりました)

Thanks !
・銀山温泉 銀山荘(日帰り入浴は少ないですが、助かりました)
・鶴亀堂分家(天童でおいしい山形牛の焼肉が食べられます)
・山形駅ビルのおみやげ店(蔵王チーズも萩の月も笹かまも買えます)

バカヤロー !!!
・尾花沢市の銀山温泉行のバス(観光客が多すぎて、まず乗れません)
・蔵王山頂の猛吹雪(自然には勝てません)
・体力を過信して、転倒した自分


おまけ・ミニ知識

・大石田駅から銀山温泉のバスはミニサイズのバスで、直前の新幹線で向かうと乗れない。
・大石田駅にはタクシーが常駐している。銀山温泉までは約30分、5300円。
・銀山温泉では日帰り入浴できる施設はあるが、お昼のみ。公衆浴場は営業していない。
・銀山温泉では食事できるお店はあるが、それほど多くはない。
・銀山温泉の最終バスまでにはライトアップが始まるが、バスは多数のお客さんで乗れないので、
 タクシーを呼んでおいた方が良い。
・蔵王高原の樹氷を見る場合、防寒着(スキーウェア級)は必須。普通のコートは無謀。
・旅行先で転倒した場合、「#7119」に電話すると、開いている病院を教えてくれる。
・緊急のケガ、病気に備えて、健康保険証は携帯した方が良い。


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