弘前と三陸鉄道の旅

日時2019年4月28日(日)〜4月30日(火)
目的地弘前、三陸鉄道、ひたち海浜公園
目的夜桜を見て、三陸鉄道を乗り通して、ネモフィラを見る

東日本大震災で8年不通だった三陸鉄道リアス線が
2019年3月に全線復旧しました。
大昔、学生時代に三陸鉄道には乗車したことがありますが、
久しぶりに訪れることにしました。
1日目は弘前城の夜桜を鑑賞、3日目はひたち海浜公園のネモフィラを見る、
ということで久々に2泊3日の旅行になりました。
改めてみると、5月の連休に東北旅行をしている率、高いですね。

旅行の準備

平成から令和に改元されるのに伴い、世間的にも10連休。
旅行客は分散されるかと思いきや、ホテルが本当にいっぱいでした。
かろうじて、八戸のホテルリバティヒルが確保できました。
2日目の宿は首都圏だったので、あっさりと柏プラザホテル本館を予約できました。
1日目の東北新幹線もほぼ満席でしたが、
盛岡行のはやぶさのグリーン車を確保、盛岡乗り換えで青森に向かいました。

1日目:新宿中村屋と盛岡と弘前城

発駅発時刻着駅着時刻備考
新神戸7:39東京10:23新幹線「のぞみ110号」
東京13:28盛岡16:05新幹線「はやぶさ309号」
盛岡16:37新青森17:29新幹線「はやぶさ25号」
新青森17:37弘前18:12奥羽本線
弘前20:29新青森21:08奥羽本線
新青森21:47八戸22:14新幹線「はやて98号」

新幹線からの富士山と新宿中村屋

新幹線では富士山がきれいに見えました。ありがたや。
新宿中村屋でお世話になっている大学の先輩と食事をしました。
開店直後ですでに満席!
有名店の実力に驚きました。

盛岡

盛岡では32分の乗り換え時間を使って、
銀河堂で福田パンの豪華版のパンを買い、
白龍でじゃじゃめん中サイズを食べました。
中サイズでも意外とボリュームがありました。
発車1分前に新幹線ホームに戻りました。

弘前城と夜桜、夜の八戸

盛岡から新幹線で新青森に向かい、
奥羽本線に乗り換え、弘前に到着しました。
弘前から臨時バスで弘前公園に向かいましたが、
2kmの距離なのに、道路が渋滞していて1時間かかりました。
荷物が少なければ、歩いた方が良いと思いました。

弘前公園は桜が見頃でした。
お客さんも多く、にぎわっていました。
弘前城が見られるのは有料ゾーンですが、\310で入れるので、
ぜひ入ってみることをお勧めします。
バスで弘前駅に帰ろうとしましたが、
渋滞でバスが来なかったので、帰りは歩きました。
途中でかっこいい教会を通りかかったので、写真を撮りました。
弘前はレトロな建築が多かったのに、
ほとんど見ることができなくて、残念でした。
25分程度で弘前駅に戻りました。

同じルートの逆回りで八戸に戻り、
八戸から最終バスで中心街まで行き、
地元の居酒屋さんでしめ鯖を食べましたが、
脂のノリがすごくて、驚きました。

2日目:三陸鉄道を北から南へ通して乗車

発駅発時刻着駅着時刻備考
本八戸8:03陸奥湊8:11八戸線
陸奥湊10:22久慈11:46八戸線
久慈12:08宮古13:54三陸鉄道
宮古14:1316:35三陸鉄道
17:10気仙沼18:19大船渡線(BRT)
気仙沼19:36一ノ関20:55大船渡線
一ノ関21:12上野23:38新幹線「やまびこ60号」
上野23:490:17常磐線快速

陸奥湊

ホテル前でタクシーを捕まえて、本八戸へ。
本八戸から八戸線で陸奥湊へ。
祝日のため、朝市は開催されていませんでした。
みなと食堂は超満員で2時間待ちなので、
市場でご飯と好きな刺身を選んで朝食としました。
まぐろのかま、大きくておいしかったです。

三陸鉄道 全線乗車

八戸線で陸奥湊から久慈へ移動し、
8年ぶりに復活した三陸鉄道に乗車しました。
宮古、来るのは16年ぶり。
前はJR東日本の特急乗り放題の券で来たっけ。
団体客が多く、宮古から1時間程度は立ったままでした。
ルートが変更されているせいか、
海が近くで見られるところは減ったような気がします。
それでも、朝ドラ「あまちゃん」で有名になったおかげで、
観光客がたくさんいるのはありがたい限りです。

気仙沼

盛からは大船渡線(BRT)で気仙沼に移動しました。
「BRT」って何かな?と思っていたのですが、
鉄道と同じようなルートで専用道路を作って、バスを走らせていて、
他の道路との平面交差部分は踏切になっていました。
専用道路部分は行き違いが大変ですが、
バスなので、一般道路も普通に走ることができます。

沿線の中でも陸前高田では更地が広がっていて、被害の大きさを実感しました。
あまり被災地を撮影しまくるのは失礼だと思ってやめました。
奇跡の一本松は本当に周りが更地の中、
一本だけ松が立っていたので、確かに奇跡だと思いました。

気仙沼ではふかひれではなく、
ホルモンが食べたかったので、タクシーで南気仙沼バス停に行き、
「ラーメン・ホルモン 司」でホルモン定食を食べました。
帰りは南気仙沼バス停から別のBRTのバスで気仙沼駅に戻りました。

気仙沼駅からは大船渡線(鉄道)の方で一ノ関に移動しました。
一ノ関からは最終新幹線で上野に戻り、上野から常磐線で柏に行きました。
柏プラザホテル本館で宿泊しました。

3日目:寛永寺参拝とひたち海浜公園

発駅発時刻着駅着時刻備考
上野13:30勝田14:50特急「ときわ63号」
勝田駅前14:55海浜公園西口15:15タクシー
海浜公園西口16:55勝田駅前17:15茨城交通バス
勝田17:21上野18:34特急「ひたち22号」
東京19:30新大阪22:03新幹線「のぞみ127号」

zopfと寛永寺

柏に宿泊したのは北小金のzopfでおいしいパンを買うためでした。
目の前でバスが発車したので、タクシーでzopfへ向かいました。
雨が降る連休4日目、相変わらずお客さんがいっぱいでした。
パンを山ほど買い、帰りはバスで北小金駅に帰りました。

ホーム上で揚げたてのカレーパンを、
重力に逆らいながら必死で食べ、北小金から常磐線各駅停車で松戸へ、
松戸から常磐線快速に乗り換えて上野へ。
上野でコインロッカーに荷物を預けて、鶯谷へ。

鶯谷では方角がわからなくなりましたが、
お世話になっている会社の後輩と、どうにか寛永寺を参拝しました。
平成最後の御朱印は寛永寺になりました。
街中にあるのに、落ち着いたたたずまいでした。
昼ご飯は日本橋の離島キッチンでビュッフェ形式でいただきました。

ひたち海浜公園

上野から特急「ときわ」に乗って勝田へ。
勝田でもバスが発車直後だったので、タクシーでひたち海浜公園へ。
雨の中、お世話になっている会社の先輩と
「死ぬまでに見ておきたい景色」で有名なネモフィラを鑑賞しました。
青空でないのが残念でしたが、人が少なくて、のんびり見られました。
別の場所ではチューリップが見ごろでした。
17時閉園ということで追われるように、ひたち海浜公園を出ました。
適当に歩いて、干し芋屋さん「城東フルーツ」を見つけて、
干し芋と落花生を買いました。

帰りはひたち海浜公園西口で臨時バスに乗り、
勝田駅に帰りました。
勝田駅で水戸納豆を買い、特急「ひたち」で上野に戻りました。
上野では「遊 中川」で上野店限定のパンダみくじを買いました。
上野から品川まで移動し、品川の「つばめグリルDELI」でハンバーグを買い、
帰路につきました。
zopfのパンを翌朝にいただきました。

旅行を終えて

3日で使ったお金、約13万円でした。
新幹線と宿泊代で計8万5千円、一部はグリーン車に乗るしかなかったとはいえ、
やっぱり関西から東北旅行するのはお金がかかります。
念願の三陸鉄道にも乗れたので、良かったです。

Special thanks !!
・旅行に付き合ってくれた大学の先輩と会社の後輩と会社の先輩(ありがとうございました)
・全ての列車を遅れなしで運行してくれたJRの皆様
・寝坊をカバーしてくれたタクシーの皆様
・盛岡の「銀河堂」(夕方でも福田パンの豪華版が買えます)
・弘前の「弘南バス」と弘前城の桜(道路は大渋滞でしたが、100円で移動でき、見事な桜でした)
・八戸の「三代目網元 魚鮮水産 八戸三日町店」(夜中なのに、しめ鯖のおいしさで目が覚めました)
・八戸の「ホテル リバティヒル」(八戸中心部で唯一空いていました)
・八戸駅から中心街に行く最後のバス(タクシー代が浮きました)

Thanks !
・絶景の富士山と知らせてくれた車掌さん(今でも左手に富士山が見えます、って言ってくれます)
・新宿中村屋(歴史あるお店で、カレーが絶品)
・盛岡の「白龍」(盛岡駅店ができて、短い時間でじゃじゃ麺が食べられます)
・陸奥湊の市場食堂(まぐろのかま、おいしかったです)
・三陸鉄道(全線復旧、おめでたい!)
・気仙沼の「ラーメン・ホルモン 司」(ホルモン定食は夜でも食べられます)
・北小金の「zopf」(大人気のパン屋さん。カレーパンはいつも揚げたて)

バカヤロー !!!
・新青森の新幹線と在来線の接続(新青森駅の飲食施設は夜20時半閉店です)
・3日目の雨(ネモフィラを青空で見られなくて残念でした)


おまけ・ミニ知識

・東海道新幹線 東京方面ではたまに「左手に富士山が見えます」って言ってくれることもある。
・新宿中村屋は朝11時でも行列ができるぐらいに大人気。
・東北新幹線は青森方面では満席でも、盛岡で乗り換えれば、時間がかかっても移動はできる。
・盛岡駅の銀河堂でパンを買い、白龍でじゃじゃ麺を食べるのは30分でぎりぎりできる。
・新青森で新幹線と在来線を乗り継ぐ場合、うまくいく場合と40分待つ場合がある。
・弘前駅から弘前城までは徒歩で30分。臨時バスは100円だが、渋滞にはまれば1時間かかる。
・弘前城の桜は見ごたえ十分。1時間あっても全てを見るのは難しいが、最低限は回れる。
・新青森駅の飲食施設、コンビニは夜20時半で営業終了。
・八戸駅から中心街まではバスで15分程度で、300円。
・八戸の中心街には居酒屋さんがいっぱい。ご飯には困らない。
・陸奥湊駅前には市場があり、好きなお刺身とご飯で朝食が食べられる。
・三陸鉄道を北から南まで通して乗ると3,710円。全線乗ると4時間半かかる。
・気仙沼の中心は南気仙沼バス停周辺。タクシーで10分、940円程度。
・一ノ関駅のコンビニでは夜21時まで萩の月が買える。
・北小金駅からzopfまではタクシーで15分、910円程度。
・zopfの最寄りバス停は表町バス停。表町から北小金駅までは210円。バスは15分に1本程度。
・鶯谷駅から寛永寺までは徒歩10分。
・ネモフィラの時期には勝田駅からひたち海浜公園西口まで臨時バスが出る。移動に20分、400円。
・勝田駅からひたち海浜公園西口までタクシーで移動すると15分程度、2,260円程度。
・常磐線特急「ひたち」「ときわ」は全車指定席。空席がある場合、座席上のランプでわかる。


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