秩父夜祭の旅

日付2022年12月03日(土)
目的地泉岳寺、戸越銀座、大岡山、秩父夜祭、よみうりホール、神田明神
目的秩父夜祭とラジオイベントを楽しむ

秩父夜祭は日本三大曳山まつりとして知られています。
これまで祇園祭、高山祭(春・秋)は制覇しているので、これで揃います。
ただ、これまではコロナで縮小開催だったり、
日付固定(毎年12月2日、12月3日)のため、なかなか観光のチャンスがありませんでした。
2022年は12月3日が土曜日、3年ぶりにほぼ従来の規模で開催、ということで
行くしかありませんでした。
あと、40周年を迎えた、あの伝説のコンビのラジオイベントを見に行きました。

旅行の準備

宿泊地は夜中に秩父から脱出することを考えて、
東京都に戻るのは無理と判断。
「マロウドイン飯能」の予約を取りました。
あと、西武特急のインターネット予約「smooz」で
行きの西武秩父行特急を予約しました。

1日目:東京の各地を回って、秩父夜祭へ


発駅発時刻着駅着時刻備考
西明石6:01品川8:43新幹線「のぞみ80号」
品川8:56高輪ゲートウェイ8:57京浜東北線
泉岳寺9:46戸越9:53都営浅草線
武蔵小山10:48大岡山10:52東急目黒線
大岡山12:58自由が丘13:01東急大井町線
自由が丘13:10渋谷13:20東急東横線・急行
渋谷13:22新宿13:27埼京線・電車遅れ
新宿13:34池袋13:40埼京線・快速
池袋13:50所沢14:11西武池袋線・急行
所沢14:19西武秩父15:15西武池袋線・特急「ちちぶ97号」
西武秩父21:14東飯能22:25西武秩父線・臨時準急

高輪ゲートウェイ駅と泉岳寺

新幹線はありがたいもので、朝9時前に品川に到着。
品川からは京浜東北線で1駅隣の高輪ゲートウェイ駅へ。
隈研吾氏の設計、従来の駅とは全く違うデザインでした。
しばらく駅を写真撮影してました。

高輪ゲートウェイ駅から徒歩7分で泉岳寺へ。
京急の駅で存在は知ってましたが、参拝は初。
12月に忠臣蔵ゆかりのお寺に行く、というのも偶然ですが、すごいな。
ここの御朱印は待っている間に紙に写経するという初の仕組みに戸惑いました。
紙には灰色で印刷してあるので、なぞるだけで大丈夫です。

戸越銀座と大岡山の「漁師料理 九絵」

泉岳寺からは都営浅草線1本で戸越へ。
これまた人生初、戸越銀座を歩きました。
なんとなく気になって、「ほしのベーカリー」でカレーパンと塩パンを買いました。
東急池上線の戸越銀座駅がかっこよかったなあ。
戸越銀座駅の隣、亀屋万年堂で「ナボナ」を買いました。
令和でもお菓子のホームラン王は健在。
生ナボナは店舗限定品でしたが、生クリームが溶けるので、賞味期間2時間で購入を断念。
その後、おせんべいやさん本舗で黒こしょう煎餅を買い、
隣のクロネコヤマトで自宅へ発送・・・しようと思いましたが、
土日は受付されず。

ああ、両手にお菓子を持ちながら、戸越銀座を通り抜け、
結局歩いて武蔵小山商店街「パルム」も通り抜け、武蔵小山駅へ。
武蔵小山から東急目黒線で大岡山へ。
大岡山は駅の外観が緑であふれ、目の前には国内トップクラスの東京工業大学がありました。
徒歩10分のところに、クロネコヤマトの中根営業所があり、
土日も発送可能であることを知り、坂を下って、ようやくお菓子を発送できました。
友人と待ち合わせして、テレビドラマ「孤独のグルメ」で放送された「漁師料理 九絵」へ。
40分待って超豪華ななめろう付九絵定食にありつけました。

おなかパンパンになって、友人と別れ、
東急大井町線で自由が丘へ。
昔、自由が丘スイーツフォレストに行ったはずですが、
全く覚えていませんでした。
人が多い割にはホームが狭く、ちょっと危ないです。

渋谷からは東京メトロ副都心線で池袋に行こうとしましたが、
各駅停車で17分もかかるため、乗り換えでJRの埼京線ホームへ。
ただ、相鉄線直通ができた影響で新宿止まりの電車が来てしまいました。
新宿で次の電車を待ったので、結局副都心線の方が早かったかなあ。

西武池袋線と昼の秩父

池袋では西武池袋線に乗り換え。
ここに来ると一気にホームに帰ってきた気がして、
池袋の中でも安心する場所です。
急行飯能行で、所沢まで全力で逃げて、特急料金を浮かせる作戦です。
複々線が完成して、西武池袋線は本当に速くなりました。
池袋〜所沢の場合、特急で19分、急行で21分なので、通常なら急行でも充分です。
「漁師料理 九絵」で時間を使ったので、特急券を1本遅れに変更したのですが、
すでに特急は西武秩父まで満席でした。運が良かったなあ。
所沢駅もリニューアルされて、開放感あふれる駅ナカになってました。
明るい雰囲気の駅、はやってますね。

所沢からは特急「ちちぶ」(ラビュー)に1時間乗って、西武秩父へ。
快適だなあ。500ポイントなのは安い。
ですが、入金が1000円単位なので、翌日も特急電車に乗ることにしました。

西武秩父駅もリニューアルされて、おみやげ屋さんや温泉施設ができていました。
そして屋台がフル稼働。お祭りムードが最高潮です。
あまりにすごすぎて、秩父神社の方向を間違えました。
地図がわかりにくかった・・・
矢尾百貨店だらけの町中を歩き、昼間の間に山車を隅々まで見て、
秩父神社に参拝、しようとしましたが、長い行列だったのであきらめました。
夕方17時に健生堂医院の前でカレーパンをお供に2時間半待ちました。
録音していたラジオを聞きながら待ちましたが、
よくわからない人に割り込まれたり、寒すぎて凍えたり、ひたすら耐える時間でした。

秩父夜祭の山車と花火

夜19時半、ようやく山車が通り過ぎました。
灯りがともり、祭りも最高潮。
そして、冬の夜空に上がる大きな花火。
ただ、花火と山車のタイミングがなかなか合わず、
ポスターのような写真を撮影できるのはおそらく有料観覧席しか、無理だと思います。
あと、三脚無しで花火を撮影したので、ブレまくり。
他にも沿道には多数の見物客がいるので、きれいな写真を撮影するのは無理です。
でも、それなりの写真は頑張って撮影できたので良かったな。

20時40分に4つ目の山車を見送った時点で、寒さに負けて退場。
西武秩父駅には迂回路で移動したので20分ぐらいかかりました。
帰りの特急は予約できませんでした。
ただ、西武秩父駅前では花火はきれいに見えました。
そして、料理を選ばなければ、屋台で食事を買うこともできました。
食欲よりも早く暖かいところに行きたいと思い、
帰りは臨時準急・池袋行きに運良く座れました。
東飯能まで1時間20分かかりましたが、座れて良かったです。

東飯能で下車して、マロウドイン飯能を探しましたが、見つからず。
よく見たら、地図がJRと西武の駅の位置が逆であることがわかり、
今度は西武飯能駅に向かって歩きましたが、やっぱり見つからず。
結局最初の通り、東飯能駅の東口で降りて東向きに歩きましたが、
やっぱり見つからず。
そんなときに、前方から同じくマロウドイン飯能を探している女性が歩いてきました。
その女性もマロウドイン飯能に1度チェックインしたのに、戻れなかったとか。
しかも、秩父夜祭を見に行った帰りだとか!うわぁ、そんな偶然あるか!?
寒さで凍えそうだったので、本当に救いの女神に見えました。
どうにかこうにかマロウドイン飯能を見つけました。
ビジネスホテルではシャワーで済ますのですが、
その日はバスタブにお湯をためました。
結局、夕ご飯はほしのベーカリーのカレーパンと塩パンになりました。

2日目:東京の中心地で遊んで、帰宅


発駅発時刻着駅着時刻備考
東飯能8:15飯能8:17西武秩父線
飯能8:36池袋9:15西武池袋線・特急「ちちぶ72号」
池袋9:31浦和9:49湘南新宿ライン
浦和10:20東京10:47上野東京ライン
東京17:09新神戸19:50新幹線「のぞみ53号」

飯能を出発して、浦和経由で、東京駅へ

マロウドイン飯能では中華レストランで朝ご飯。
麻婆豆腐や鶏の唐揚げもバイキングでした。
カレーが朝から食べられるとたくさん早く食べられます。
朝のマロウドイン飯能から東飯能駅までの道はまっすぐ一本道でした。
暗闇だと何も見えなくなるのは怖いなあ。
東飯能から飯能まで西武秩父線で1駅移動して、
飯能からは特急電車で池袋へ。
飯能駅もムーミンパーク誘致で雰囲気変わりました。
2022年、ヤマノススメもアニメ3期が放送されましたし、久々に飯能を訪問した気がします。

池袋からは湘南新宿ラインで赤羽を通って、浦和へ。
この赤羽〜大宮は右も左も電車が通っていて、大好きです。
浦和では地下道を通って、十万石まんじゅうを購入。
たまたま感謝デーで2割引でした。
浦和から上野東京ラインで東京へ。
上野駅では久々に地平ホームに行きたかったですが、急ぐため断念。
沢田敏子さんの昔のアナウンス聞きながら、しばらく滞在したかったな〜。

秋葉原〜東京のスリリングな高架線を通って、ついに東京駅へ。
なにげに東京ステーションホテルに宿泊して以来、3年ぶりです。
コインロッカーが全滅。
ここでも十万石まんじゅうを持ちながら行動することになりました。
大学の先輩に予約してもらって、丸の内ビルディングのグリル満天星でお昼ごはん。
豪勢なお食事をごちそうしてもらいました。ありがとうございます。

東京駅からは有楽町駅まで歩いて、昔そごうだったビックカメラへ。
先輩のお話で東京国際フォーラムには昔都庁があったことを初めて知りました。
よみうりホールでは40周年を迎えた
「コサキン 40周年DEワァオ!」を鑑賞。
関根勤さんは前日までコロナ休養で、本日復帰!本当にめでたい!!
小堺一機さんとの息の合ったやりとり、楽しませていただきました。
あの「くだらねえ、意味ねえ、ひでえ」の世界が40年続くなんて、
ご本人たちもびっくりでしょうけど、観客の皆さんがみんな笑っているのを聞いて、
ああ、この人たちもコサキンのお二人に救われたんだなあと思いました。
伝説のコンビ、目の前で見られて本当にうれしかったです。

神田明神とお土産のつばめグリルのハンバーグ

有楽町から秋葉原へ行き、秋葉原から歩いて神田明神へ。
神田明神に行く前に外国人観光客に神田明神への道を尋ねられました。
2日連続で自分と同じ場所に行く人に道を聞かれた!これも偶然。
でも、秋葉原周辺だったので、ケチャップ付けられてスリ被害か?
と警戒しましたが、そんな人ではなく、
道を教えると、胸に手をあてて、ご丁寧にお礼を言われました。

神田明神では神前結婚式が執り行われていて、厳かな雰囲気でした。
あと、アニメとのコラボレーションが多いことで有名です。
神社会館はお土産販売所になっていて、御朱印(書き置き)もそこで受け取りました。
すごいな、江戸総鎮守はお金持ちだなあ。
御茶ノ水駅のおなじみの景色を見て、
神田カレーグランプリにもリラックマがキャラクターとして使用されておりました。
落ち着いてカレー食べに来るのもいいなと思いました。

17時過ぎの新幹線、自由席は大混雑だったようですが、
指定席でゆったりと帰りました。
翌日、これまた3年ぶりに持ち帰りのつばめグリルのハンバーグを食べました。
3年経ってもおいしさは変わりませんでした。

旅行を終えて

3年ぶりの1泊旅行、イベント代入れて、6万3千円使いました。
秩父夜祭では全然お金使いませんでしたが、
ナボナ、おせんべい、十万石まんじゅう、つばめグリルとお土産がすごかった。
あと、お昼ご飯は2日とも食べたいものが食べられて、幸せでした。
コサキンのイベント、夜は配信で聞きましたが、
やっぱり昼間に実物が見られて良かったです。
次は秩父三社も回りたいなあ。

Special thanks !!
・西武池袋線・特急ラビュー(快適に、スマホ充電しながら移動できました)
・1日目の夜、マロウドイン飯能まで一緒に歩いてくれた女性(危うく、宿が見つからないところでした)
・両手に荷物を持ちながら、1日目2万歩、2日目1万歩歩いた自分
・クロネコヤマト 中根営業所(お菓子を発送できました)
・十万石まんじゅう 感謝デー(2割引で、古い製品ではありませんでした)
・コサキンのイベント(2人揃って本当に良かった)

Thanks !
・2日目の昼、神田明神まで一緒に歩いた男性(礼儀正しい観光客の方もいます)
・大岡山の「漁師料理 九絵」(魚料理が豪快)
・丸ビルの「グリル満天星」(東京駅近くで本格的な料理が食べられます)
・高輪ゲートウェイ駅(これからの発展が楽しみです)

バカヤロー !!!
・わかりにくかったマロウドイン飯能までの道


おまけ・ミニ知識

・高輪ゲートウェイ駅から泉岳寺までは徒歩7分。わかりやすい道で楽勝。
・都営浅草線・戸越駅から東急池上線・戸越銀座駅までは徒歩3分。これも楽勝。
・戸越銀座駅隣の亀屋万年堂では生ナボナを販売している。
・東急池上線・戸越銀座駅から東急目黒線・武蔵小山駅までは徒歩20分。
・東急目黒線・大岡山駅からクロネコヤマト 中根営業所までは徒歩10分。坂が多い。
・「漁師料理 九絵」では12月の最初の土曜日、11時30分入店で食事して出るまでは1時間10分かかった。
・渋谷から池袋まで東京メトロ副都心線で移動すると17分だが、乗り換え時間がかかるので、乗り通した方が速い。
・西武池袋線・特急ラビューは全席コンセント付。充電器さえあれば、スマホ充電可能。
・秩父夜祭は夜19時半まで山車が動かないので、それまでに屋台で食料を購入した方が良い。
・秩父夜祭で無料で山車と花火を見るなら聖人通りにいれば大丈夫。ただ、寒い。そしてやることがない。
・秩父夜祭では西武秩父駅前でも十分花火が楽しめる。
・帰りの西武秩父線では臨時電車・臨時特急が出ている。特急が満席の場合、急行・準急だと、1本待てば座れる。
・東飯能駅からマロウドイン飯能までは徒歩5分だが、あみだくじのような道でわかりにくい。
・十万石まんじゅうは埼玉県の浦和、志木、川越でも購入可能。東京駅から近いのは浦和かな。
・丸の内ビルディングには丸ビルと新丸ビルがあるので、間違えに注意。
・東京駅から有楽町駅までは徒歩10分程度、1本道で迷いはしない。
・秋葉原駅から神田明神までは徒歩10分程度、これも交差点曲がればあとは1本道。
・観光シーズン、東京駅のコインロッカーは全滅の可能性が高いので、あてにしない。


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