仁淀川花桃の旅

日付2023年04月01日(土)
目的地仁淀川・上久喜の花桃、池川茶園
目的花桃を鑑賞して、お茶スイーツを楽しむ

昨年2022年11月、総写真数100枚超えで作成した「仁淀ブルー・中津渓谷の旅」の記事。
中津渓谷ゆの森で仁淀川の観光パンフレットを見ると、
4月には花桃が咲くということを知りました。
写真を見て、ぜひ行きたい!!と思いました。
自分の書いたホームページを見ると、「また3年越しで花桃を見に来ることになるのかな。」と書いてました。
春は天候が変わりやすく、花桃が満開の土日は雨予報でしたが、
直前に晴予報になりました。
しかも、仁淀川町が試験的に花桃のためにマイクロバスを走らせてくれるということで、
土日は4週間連続でどちらか1日外出してましたが、
思い切って行ってみました。

旅行の準備

最初はレンタカーを借りるつもりでしたが、
上記の通り、天気が予測できず、
しんどい体調で見知らぬ道で運転したくなかったので断念。
仁淀ブルーの時にお世話になった黒岩観光バス(路線バス)の時刻表とにらめっこして、
どうにかプランを組み立てました。
あとは行き帰りの新幹線と特急「南風」をe5489で予約しましたが、
2023年04月01日の値上げのせいで、割引切符が廃止。痛いなあ。

行程:関西から日帰りで花桃見て、茶畑プリン食べて、とんぼ帰り


発駅発時刻着駅着時刻備考
姫路7:18岡山7:38新幹線「さくら543号」
岡山7:55坂出8:34快速「マリンライナー9号」
坂出8:40高知10:37特急「しまんと5号」
高知11:07佐川11:54土讃線
佐川駅12:00大崎役場前12:25黒岩観光バス 狩山口行
大崎役場前15:00神母谷15:09黒岩観光バス 狩山口行
神母谷16:19佐川16:57黒岩観光バス 佐川行
佐川17:22高知18:10土讃線
高知18:36岡山21:11特急「南風26号」
岡山21:39西明石22:18新幹線「こだま868号」

高知まで

姫路まで乗った山陽電車、甲子園仕様でした。
高校野球マンガのキャラクターが描かれています。
姫路城、遠くからでも桜が満開なのがわかりました。
朝早く姫路駅から新幹線に乗り、岡山へ。
朝早くから開いていた、おにぎり屋さん「山田村」でうにバター昆布のおにぎりを買い、
特急「南風」の中で食べました。いいねえ、旅行って感じ。
大歩危・小歩危は何度も見ているので、ひたすら寝て高知へ。
高知駅のキオスクには駅弁があり、高知のかつおめし弁当を購入。
さば寿司や天むすは帰りに買おうかな。
ただ、土讃線はこの後普通列車に乗ったので、ボックスシートで駅弁を食べました。
かつおめし弁当は500円でいいの?というぐらい、ちょうど良いお弁当でした。
ちょっとあるチキン南蛮とだし巻きがうれしいな。

上久喜の花桃

佐川駅では6分接続で黒岩観光バスの狩山口行に乗り、「大崎役場前」へ。
仁淀川町役場の目の前でバスを降り、徒歩2分の旧吾川中学校へ。
旧吾川中学校のグラウンドが駐車場になっていて、
そこから無料シャトルバス「はなももぐるぐるバス」を試験運行してました。
バスを1本待って、マイクロバスに乗車しましたが、本当に狭い道幅でした。
当日、岡山県から来た自動車が脱輪したとか。
自分で運転していたら、事故を起こしていたでしょう。

バスは久喜を通って15分で上久喜へ。
赤、白、桃色の花桃がきれいに咲いていて、鮮やかでした。
この辺はお墓が点在していて、ああ、そういうところなんだなあと思いました。
上久喜には30分ぐらい滞在し、バスで久喜に戻ります。

久喜の花桃

久喜のバス停もおそらく昔は学校だったのでしょう。
久喜にも花桃がたくさん見られるところがありました。
茶畑と花桃、鯉のぼり、聞こえるのは鳥の鳴き声だけ・・・
のどかなところだなあ。
天気もいいし、文句なしでした。

池川茶園カフェ

「はなももぐるぐるバス」を旧吾川中学校で降り、アンケートを書いて、
大崎役場前バス停に戻りました。
再び、黒岩観光バスの狩山口行に乗り、神母谷(いげだに)バス停へ。
読めませんし、最初はバス停を通り過ぎたかと思って非常に焦りましたが、
「茶畑プリン」ののぼりがあって、安心しました。

神母谷バス停から徒歩3分の池川茶園カフェへ。
こちらは車が押しかけていて行列ができていました。
テラス席があって、お茶スイーツが楽しめる他、お土産用のお茶のパックもありました。
最初は茶畑プリン(お茶付)を注文。茶畑パウンドケーキも追加。
お茶味のジュレがのっているプリンでおいしかったです。
テラス席からは茶畑が見えて、仁淀川の清流も見えて、花桃もきれいでした。
キャンプをしている人もいて、仁淀川でキャンプは贅沢だなあと思いました。

時間が余ったので、ほうじ茶ソフトクリームもいただきました。
ほうじ茶とクリーム味って合いますね。おいしかったです。
神母谷バス停からバスで佐川駅へ戻りました。

帰り道

佐川は次回のNHKの朝ドラ「らんまん」の舞台となるようです。
牧野富太郎先生って高知出身だったんですね。
前の仁淀ブルーの旅でもお世話になった
スーパーマーケット「サンプラザ」で、ペットボトルのお茶を買いました。
お惣菜は高知駅で駅弁を買おうと思って、買うのをやめました。
高知駅のキオスクに行くと、駅弁全部売り切れ!!
ああ、やっぱり夜になると駅弁はなくなるんだなあ。
仕方が無いので、高知で初めて見たミレービスケットの黒こしょう味、レモン味と
実演販売の芋けんぴを買って、特急「南風」に乗り込みました。
アンパンマン列車の2700系、初めて見ました。

岡山駅に21時過ぎに帰ってきて、ここでも駅弁売り場は営業終了。
いつものパターンで麺屋匠に入り、今回は特選塩ラーメンを食べました。
とんこつ塩、やっぱりおいしいなあ。28分あればラーメン食べられます。
最後は500系「こだま」で西明石まで帰りました。

旅行を終えて

今回の旅行、日帰りで3万円使いました。
前回はかつおのたたきを入れて3万円でしたが、割引きっぷがなくなったのが痛かったです。
レンタカーを借りずに行きたいところに行けて、天気が良くて大満足でした。

Special thanks !!
・仁淀川町「はなももぐるぐるバス」(自分1人ではあそこまで行けません)
・上久喜と久喜の花桃を管理している皆様(ずっと見ておきたい風景です)
・黒岩観光バス(本数少ないけど、今回は助かりました)
・池川茶園カフェ(お茶スイーツ、花桃、仁淀川と楽しみいっぱい)
・岡山の麺屋匠(いつもおいしいラーメン、ありがとうございます)

Thanks !
・高知駅 かつおめし弁当(500円であの質はすごい)

バカヤロー !!!
・特になし


おまけ・ミニ知識

・岡山駅の山田村は朝7時から営業。隣の三好野本店の弁当屋さんも開いている。
・高知駅ではホーム上でも駅弁が買えるが、改札外のキオスクでも違う種類の駅弁が買える。
・来年も走るかどうかわからないが、「はなももぐるぐるバス」は旧吾川中学校から30分間隔で、
 マイクロバス2台で運行。久喜で上り下りのバスを行き違い交換。
・「はなももぐるぐるバス」旧吾川中学校から上久喜までは15分ぐらい。
・上久喜、久喜の花桃はそれぞれの場所で所要時間30分ぐらいで見られる。
・旧吾川中学校からマイクロバスで花桃2箇所見て、戻ってくるのは2時間半程度。
・池川茶園カフェには黒岩観光バスの佐川駅〜狩山口の路線で神母谷(いげだに)バス停下車。徒歩3分。
・池川茶園カフェには行列ができているが、回転は速い。1時間あれば十分楽しめる。
・JR四国2700系には各座席にコンセント設置。
・高知発の特急「南風」は先頭車が自由席。景色を楽しみたいなら、自由席の方が良い。


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