「ONSEN食堂」

ドーキシミキカリー(\1200)。 豊平峡温泉はこの施設だけです。 2012年11月にトワイライトエクスプレスに乗った時には、
札幌駅から藻岩山と定山渓温泉に行った。
藻岩山で時間を取られすぎて、定山渓温泉に40分しかいられなかった。
帰ってきて、インターネット情報だったか、
札幌から車で1時間のところに本格的な温泉がある、との情報を得た。
それが豊平峡温泉だった。
ああ、定山渓温泉から豊平峡温泉まで車で10分だったのに…惜しいことをした。

というわけで、2013年4月、
25年越しの夢である北斗星に乗る前に
十分に時間を取って豊平峡温泉にやってきた。
豊平峡温泉は複数の温泉宿があるわけではなく、
あるのは日帰り温泉施設のみ。しかも施設は1つ。
「???」が頭の中を支配したが、とりあえず入場。

温泉に入る前に食堂に入った。
ここの食堂、1番の名物はインド料理!
なんとインド人シェフがナンとカレーを作ってくれるのだ!
ますます「????」になったが、
無料送迎バスを降りてから、もらった割引券を使って、
「ドーキシミキカリー」という2種類のカレーとナンがセットになった料理を注文。
もう、どこで区切っていいのかも意味もわからないが、
とりあえず、2種類カレーが食べられたらいいだろうと思っていた。

セルフサービスになっているので、
番号が呼ばれて取りに行ったが、ナンの大きさにびっくり。
それに本格的なカレーが2皿も。
味はトマト味とチキン味であった。
スパイスがそこそこきいていて本格的。
ナンはふわふわで弾力があって、ひたすら感心していた。
いやあ〜、まさか山の中で本格的なインドカレーが食べられるなんて。
本当にびっくり。

温泉なので、お客の年齢層は高めだったが、
頑張ってインドカレーを食べておられる姿がほほえましい。
豊平峡温泉は泉質的に本格的な温泉で、これまたよかった。
今回はドーキシミキカリーと温泉のセットで1500円であった。
通常は2200円なので、700円も割引。
じょうてつバス往復と温泉の割引券もあり、
本当にこれだけ割引してくれて大丈夫?という感じだった。

昼に帰るときには食堂に長蛇の列ができていたので、
朝1番に食堂に行くことをおすすめしたい。
札幌の人は半日あれば、本格的な温泉に入れて、
うらやましい限りである。

(訪問:2013年4月29日)