「まるぶん」

牛鍋定食(\2000)。 でき上がり〜。 芋煮(\980)。山形名物です。 米沢駅から歩いて2分です。 新庄、天童、かみのやま温泉と山形県を半日で南下し、
最後の目的地が米沢。
いわずと知れた米沢牛が有名である。
したがって、米沢牛のお店が数多い。
ただ、私にはそんな贅沢をするお金がない。
したがって、今回も安価で米沢牛が楽しめるお店に入店。
30歳半ばになると、脂分こってりも結構厳しい。

牛鍋定食を注文。
それだけでは肉が少しかなあと思って、芋煮も注文。
ただ、米沢牛使用と書かれていても\2000の定食なので、
まあ、少なくても本格的なお肉が食べられたらいいかあ、と思っていた。
ところが…旅館のような一人鍋が登場し、
ふたを開けると、うわぁ〜、雑誌でよく見るような
おいしそうなお肉が5枚も!!
本当に\2000でこれだけ食べられるの!?
注文間違えたんちゃうか?と思うぐらいの分量だった。
すごいなぁ〜、ミニすき焼きだぁ〜。

火をつけていただいて、自分でお肉を調理。
生卵を溶いて、お肉を1枚パクリ。
やわらか〜〜〜い〜〜〜。
いやぁ、想像以上の威力だった。
ご飯が止まらない。このご飯もまたすごくおいしい。
芋煮にも少しだが、牛肉が入っていて、
牛鍋とは若干味が変わっていて、これまたおいしかった。

外は吹雪だったので、申し訳ないが、
座敷でしばらく電車を待たせてもらった。
これだけ安くて充実した定食が食べられるなんて、
全く予想していなかった。
これはすばらしい!
5千円出さなくても、これなら十分大満足。
1人でも安心して入れるし、
これだけおいしかったら、たぶんまた来るだろう。
山形の最後を飾るのにふさわしいお店だった。

(訪問日:2012年12月23日)

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うわぁ、前の訪問からもう4年半も経ったのか。
2017年5月、山寺参拝の後に、わざわざ山形経由で米沢へ。
山形といえば、おそばと米沢牛は無視できない。

今回は17時過ぎに入店。
前の時よりも早い時間だったので結構テーブルも座敷も埋まっていた。
今回も牛鍋定食を注文。
出てきた牛鍋、前回と全く変わらず、見事なサシの入っているすごいお肉。
写真載せようとしたが、前と全く変わらないので、載せるのをやめた。
諸物価高騰の折、
お肉を1枚減らしたとか、質を下げたとかが当たり前なのに、
わずか\60の値上げだけで維持できているのがすごい。
そして、お肉の柔らかさも健在。
この定食が\2060なら、
もっと高いステーキ定食はどうなのだろう?と思うのだが、
牛鍋定食にはこの価格帯での良さがあると思う。

世の中には値段が高くておいしいものはいろいろある。
けれど、値段を抑えて、これだけおいしい牛肉はなかなか見当たらない。
神戸牛は値段が高すぎて手が出ないが、移動費はさておき、
本来であれば、これぐらいのお値段でおいしい和牛が食べられるのが、
ありがたいんだけどなあ。
次も4年半後に来るのだろうか。

(最終訪問日:2017年5月2日)


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