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盛岡では2軒でじゃじゃ麺を食べ、どちらもおいしかったのだが、 ずっと心残りだった。 発祥の店とされている、このお店に入ったことがなかったのだ。 なぜ、このお店に入れなかったのかというと、 定休日が日曜・祝日で、営業していなかったから。 今回も北海道へJRで行くという、とんでもない旅の往路に 無理やり行くことにした。 2008年、この年は結構寒かった。 河川敷には雪が積もり、歩道橋からは雪が溶けて下に落ちてくる。 そんな中、盛岡駅から橋を渡り、アーケードを通り抜け、 神社の角を曲がると、行列が見えた。 え~、昼2時なのに、これだけ並んでるの!? 移動と食事時間を合わせて1時間20分取っていたのだが、不安になった。 本店の2軒隣が分店だが、やっぱり本店で食べたかった。 30分ぐらいして、ようやくお店に入った。狭すぎた。 急いで、じゃじゃ麺・中とチータンを注文。 料理している人がそのまんま見える。見えすぎて、こっちが緊張。 カウンターとテーブルの間のスペースが狭いので、 テーブルのお客は自分で麺を受け取る。 なんだか、讃岐うどんのお店に来たみたいだなあ。 さあ、発祥の店の味は… 麺が今までと違い、結構太め。 コシはあんまりないが、もちもちしていて温かい。 みそはあんまりのっておらず、 一口食べただけではインパクトが足りなかった。 ただ、店員さんのアドバイスの通り、 「よ~く混ぜて、薬味のにんにくとラー油を入れてください。」 を実行すると、劇的に味が変わった。 元からしょうがは入っているのだが、 にんにくとラー油のパンチ力とみその味がすごく強力に結びつき、 どんどん麺が進む。 よく考えれば、みそは少なくて薄い味だったので、 うどんをしょうがとにんにくとラー油で食べているようなものだったが、 それだと、きゅうりとかねぎが邪魔になってしまうので、 やっぱりみそがいい働きをしているのだろう。 \450にしてはボリュームがあり、非常にお得だと感じた。 最後は卵を割って、みそを少し入れてもらったチータンでシメる。 う~ん、麺に比べると、インパクトが弱いかな。 みそもあんまり溶けなかったし。 それでも最後には汗をかいてしまった。 外に出ると、やっぱり寒いままだった。 寒いし、空腹→じゃじゃ麺食べて、温まる→外に出たら、また寒い→また、食べる というサイクルができているような気がした。 家で再現できるのか、やってみたい。 (訪問日:2008年2月9日) |