ここは将棋の駒の産地で有名で、タイトル戦も行われている。
温泉地がすぐそばにあるのだが、
ちょっと時間がなかったので、
ここは名物のおそばを食べることに。
山形、特に北部は日本そばの名店が並ぶ。
このお店も伝統のある有名店である。
ざるそば1人前を注文。
さらに食べたい人は大盛りや板そばもある。
すでに1時間前に鳥もつラーメンを食べているので、
ここは無理をしなかった。
出てきたざるそば、麺が太い。
あの福井の越前そば軍団にも負けないぐらいの、堂々とした風格。
ひと口食べると、歯ごたえがあり、
強いそばの旨味が広がる。
しかも、ダシがしっかりしていて、絶品である。
ああ、これなら大盛り頼んでもよかったかも…
越前そばもおいしいけど、やっぱり山形のおそばも、
有名だけあっておいしいのだなあ〜としみじみ思った。
越前の方は「大根おろし」が刺激的過ぎるのだが、
こちらはダシがしっかり効いたつゆでいただくので、
刺激は皆無。
自分の中のそばランキング1位に越前そばと同率で
この山形のおそばが並んだ。
時間は14時だったのだが、人はそこそこ入っており、
人気のほどが伺える。
関西からは遠いけど、わざわざ来て良かった、と思った。
（訪問日：2012年12月23日）
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銀山温泉のライトアップからの帰り道、
その日のうちに関西には帰れないので、
東京〜山形のうち、どこかに泊まることになり、
蔵王の樹氷も見たくなったので、天童を選択。
天童でおそばの名店といえば、このお店。
前に来てからもう6年！？
時が経つのが早すぎる。
ただ、昼に揚げ茄子おろしそばを食べているので、
6年前に食べられなかった、鳥中華を選択。
「ラーメンなのに和風だし」ということだが、
結構人気があるらしい。
時刻は夜10時。
昼からこんな時間まで休み時間なしで営業なのがすごいが、
入店してさらにびっくり。
席、半分以上埋まっとるがな！
みんな「2軒目」でそばなり、鳥中華を食べているのにびっくり。
お店の先輩にならって、鳥中華を注文。
少な目でとお願いしたが、
「残しても結構ですので」と言われ、普通盛りで注文。
しばらくして、鳥中華登場。
麺はラーメン。おそば屋さんなのに、コシがあって本格的。
スープだが、確かに甘め。でもコショウも利いている不思議な味。
たぶん、純粋におそばの和風だしではないのだが、
絶妙なブレンドでファンが多いのも納得。
これはおそば屋さんにしか作れないわ。
胃袋が2つあれば、日本そばも久しぶりに食べたかったが、
悲しいかな、もう中年なので、そんな余裕はなかった。
もう来ることはない、と前も思っていたが、
また6年後に来るのだろうか。
来るんだったら、今度は板そばだな。
（最終訪問日：2019年2月9日）