気仙沼を最後に訪れたのは2003年。 大学の鉄道研究会で三陸鉄道を貸し切り、 「ゑびす振舞」で昼ご飯を食べた。 ふかひれにさんま、おいしい料理を食べて楽しかった。 残念ながら2011年の東日本大震災で営業終了してしまった。 いずれは気仙沼に行って、 B級グルメで有名な気仙沼ホルモンを食べたいなあと思っていた。 東日本大震災から8年、ついに三陸鉄道が全通。 気仙沼に行くのは今だ、と決意し、 三陸鉄道を全線乗り通し、盛から大船渡線(BRT:バス)で気仙沼へ。 気仙沼駅の周辺は飲食店が少なかったので、 タクシーで南気仙沼バス停周辺へ移動。 夜でも1人でも大丈夫そうな、このお店を選択。 ラーメンもホルモンも食べられる珍しいお店だが、 今回はホルモン定食を選択。 時間があれば、ラーメンも食べたかったのだが、 お店にお客がたくさんいて、 これ以上注文するとご主人がさばけそうになかったので自粛した。 「ちょっと時間がかかるけど、待っててね。」と言われたが、 ありがたいことに10分程度で出てきた。 夜でも食べられるホルモン定食は、 しま腸、レバー、ハツ等、いろいろなホルモンが にんにく味噌味で炒められた一品。 ホルモンの下に千切りキャベツが敷いてあるのが気仙沼流。 焼肉スタイルで食べさせる店もあるようだが、 ホルモンとご飯の相性が抜群。 気仙沼は漁師町なので、スタミナをつけるための料理だとか。 もちろん、ラーメンや餃子もメニューにあるが、 夜なので、ホルモン関係の注文が多かったような気がする。 お客さんもお店の人も気遣いができる人が多くて安心した。 帰りは南気仙沼バス停からバスで気仙沼駅に戻った。 まだまだ完全な復興までは大変かもしれないが、 これからも頑張ってほしいなあ。 (最終訪問日:2019年4月29日) |