「鳥のぶ」

日本酒五橋(\550)とお通し。 秋刀魚刺身(\650)とあじのなめろう(\650)。 あん肝ソテーバルサミコソース(\750)。 鉄鍋四川風麻婆豆腐(\650)。 宮城県産生がき1個(\300)。 揚げ茄子とローストビーフぽん酢(\780)。 かにクリームコロッケ(\250)。 ねぎ間(\140)と皮(\140)。 おすすめメニューは豊富でおいしそう。 西日暮里駅からも日暮里駅からも歩いて行けます。 BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」で、
焼き鳥屋なのに、刺身や洋食がものすごくおいしそうなお店を映していた。
場所は日暮里で、日曜祝日はお休み。
幸運にも金曜日に関東でお仕事があり、早めに終わった。
1人でも予約した方が良いという書き込みがあったため、
思い切って入店2時間前に電話したら、席取れた〜。
頑張って2時間移動したが、小田急線も千代田線もものすごい人で、
東京の人は大変だな〜と思いながら、
雨の中を西日暮里駅から適当に歩いて、
奇跡的に店に着き、19時前に入店。

まずは日本酒…多すぎて決められなかったが、山口の「五橋」に決定。
お通しのマカロニサラダもホワイトソースベースでおいしかった。
肝心のメニューだが、焼き鳥屋さんなのに、
本当に焼き鳥以外のメニューが多くて迷った。
お客さんもあんまり焼き鳥頼んでないし。
迷った末、生牡蠣、秋刀魚の刺身、あじのなめろう、
あん肝ソテーバルサミコソース、麻婆豆腐を注文。
明らかに焼き鳥屋1巡目の注文ではない。

出てきた、秋刀魚の刺身、あじのなめろうは
昼に小田原で食べた海鮮料理屋の刺身のレベルをはるかに超えていた。
脂がのっていて、抜群においしかった。
あん肝ソテーなんて、どこのフランス料理屋だろう!?というぐらいの盛り付け。
フォアグラはあんまり食べたことはないが、
それよりも臭みがなくて、これは日本酒よりもワインだな〜という感じだった。
麻婆豆腐は鉄鍋で出てきて、熱々で、辛さも程よい。
これを店員さんが2階まで2つ運んでいたが、えらいな〜。
生牡蠣も1個だけで十分に牡蠣の味が堪能できた。

さて2巡目。
右のお隣さんが食べていて、おいしそうだったローストビーフと、
カニクリームコロッケ、焼き鳥のねぎ間と皮を注文。
このローストビーフが揚げ茄子とコンビを組んで、見事な一皿に仕上がっていた。
人生で食べたローストビーフの中で1番おいしかった。
これは完全に高級レストラン級である。見た目も味も最強。
ローストビーフを見た、左のお隣さんが「めちゃくちゃおいしそう」と絶賛。
おいしい料理は伝染する。すごいな〜。
カニクリームコロッケはマカロニとクリームソースベースで
お通しのものが一部使われていたみたいだったが、中濃ソースが合う。
最後に焼き鳥。焼き鳥屋さんなので、当然だが、ちゃんとした焼き鳥で、
たれ味のねぎ間も塩味の皮もおいしかった。

これだけの和洋折衷の料理と日本酒1杯で\5490。
そりゃしますわな。これだけ食べると。
でも、飲み放題の5千円コースで、これだけハイレベルな料理は絶対に出てこない。
だから大人気なんだな〜。
金曜日の19時半の時点で、5組ぐらいお客さんがあきらめてたし。
本当に勇気を出して電話して、席を確保できてよかった。
次は「山のカキフライ タルタルソース」食べられるかな。

(最終訪問日:2017年10月6日)