「楊2号店」

汁なし担々麺(\800)。 混ぜると赤いたれが出てきます。 池袋駅西口から徒歩5分。 今から10年以上前、テレビ東京「出没!アド街ック天国」でこの店を知り、
しばらくして行ってみたら、大人気過ぎて店内が満員で入店を断られた。
その後、テレビドラマ「孤独のグルメ」でまたまた大評判になり、
どうしても行ってみたくてしょうがなかった。

2016年のゴールデンウィーク、日曜日の昼14時。
東京芸術劇場の近くだと思って、ずっと駅の近くを歩いていたのだが、
実際は池袋駅から東京芸術劇場を挟んで、さらに奥のところにお店があった。
やっとたどり着いたとき、店内からお客が出てくるところだった。
食器が片づけられていなかったが、今回はどうにか入店できた。

1時間前にマカロニグラタンを食べていたので、
水餃子や麻婆豆腐も魅力的だったが、汁なし担々麺のみを注文した。
店内はまだ料理を待っているお客さんが多かったので、長期戦を覚悟した。

15分ほど経って、汁なし担担麺登場。
汁なし、とはいえ、底には濃厚な激辛ゴマだれがちゃんと入っていた。
結構太い麺だったので、見た目はスパゲッティミートソースだったのだが、
それよりは激辛なのも予習済み。
一口食べると、ごまの風味と
山椒、ラー油の激辛味が同時にやってきて、濃厚な味だった。
山椒がたっぷり効いていて、
水を飲んでも山椒がびりびりと効いてくるぐらいの味わい。
辛いものが苦手な人は絶対に無理。
でも、辛いもの好きにはたまらない味だなあと思った。
辛いたれはたくさん入っていたので、麺が余ることはなかった。
太麺で弾力がすごくて、驚いた。
このあたりは名古屋の「想吃担担麺」や広島の「キング軒」とは違うが、
これはこれでアリだなあと思った。

昼15時あたりでも、お客さんはほとんど減らなかった。
長年の宿題がようやくクリアできてよかったなあと思った。

(最終訪問日:2016年5月1日)


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