「ラ・フルール・ド・セル(La fleur de sel)」

スパークリングワイン。 海の幸のサラダ ラ・フルール・ド・セル風。 サラダを拡大撮影。 本日の鮮魚料理。マトウダイのポワレ。 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み ブルーチーズソース。 渋皮栗アイスクリームのパフェ チョコレートソース。 久米川駅から徒歩5分です。 テレビ東京「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」で紹介されたお店。
2023年でも再び取材されたそうだが、
私は以前にテレビ東京の同じような番組で見たことがあった。
え?久米川にそんな本格的なフランス料理屋さんがあるの!?
西武新宿線で、西武新宿から急行で30分の久米川駅。
それほど都心からは離れていないが、是非行ってみたかった。
2日前に予約の電話を入れると、運良く空きがあった。
電話にはシェフのエリックさん本人が出てくれたようだ。
なお、店名はフランス語で「塩の華」という意味らしい。

金曜日の夜18時、開店と同時に入店。
20名ぐらい入れる店内のテーブルには、
すでに数ヶ所、食器がセットされていて、予約でいっぱい。
Aコースはメインが1品、Bコースはメイン2品が選べるので、Bコースで。
Bコースは6千円。フランス料理にしては安いけど、夕食代としてはとても上等。
魚料理は1品だけだが、前菜、肉料理、デザートは当日に選択できる。
肉料理はメニューの1行目、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み ブルーチーズソースを選択。
あと、飲み物はスパークリングワインで。
スパークリングワインなんて、おしゃれな物を初めて飲んだが、
軽い感じで飲みやすかった。
炭酸って長い間シュワシュワいってるなあ。

1品目、海の幸のサラダ ラ・フルール・ド・セル風登場。
カルパッチョのように海の幸が盛り付けてあったが、
お皿の装飾が素晴らしい。
トマトときゅうりで細かい飾り付けがしてあって、本格的。
もちろん、サラダもおいしかった。

2品目の魚料理で、マトウダイのポワレ クリームソース。
クリームソースにはあさりが入っていて、和風。
これはソースが余るのがもったいなくて、フランスパンできれいに拭き取った。
それほどこってりしておらず、それでいて、鯛のおいしさが感じられる一品。

3品目、肉料理で牛ほほ肉の赤ワイン煮込み ブルーチーズソース。
ああ、ナイフを使わなくても切れるタイプのお肉ね、
と思って、スプーンでお肉を切ると、本当に切れる!!感動した。
さすがフランス料理、ソースとお肉の相性が抜群。
ブルーチーズのくせのある味が大人だなあ。
普通のフランス料理店なら、少ないお肉なのにメイン、
っていう構成なんだろうが、ここは大きなお肉が3つも!
これもフランスパンが止まらず、お代わりをお願いした。

最後にデザートで渋皮栗アイスクリームのパフェ チョコレートソース。
今までの3品は結構あっさり目で旨味重視という感じだったが、
最後に超濃厚なアイスとチョコレートが来たぞ〜。
最後までしっかりと満足した。

近くには西武新宿線が通り、電車が通るたびにちょっと揺れる気がした。
こんなところに、本格的なフランス料理屋さんがあるなんて、
得した気分になった。
フランス料理の相場は勉強不足でわからないが、
フルコースでこのお値段なら、電車代払っても間違いなく安いのだろう。
当日に前菜、肉料理、デザートが好みで選べるのも立派。
テレビ東京で放送された直後は対応で大変だったみたいだが、
今は落ち着いているとのことで、
そのタイミングでお食事できたのは良かったなあ。

久米川にはこのお店もあるし、
ダイヤ寿司は健在、彩雅(中華)も、とり慎(焼鳥、焼きとん)も
まだまだ元気で営業していることを確認した。
5年ぶりにこの地域のお店に入れて良かった。
次はもう少し頻度を上げて、いろんなお店に行きたいなあ。

(最終訪問日:2023年11月24日)