放送されたのが2022年8月6日。
私は洋食屋さんが大好きで、清瀬には他にも魅力的な飲食店が多かったため、
ぜひ行きたいと思っていた。
2024年4月、転職先が決まって、ご褒美旅行しているときに、
今がその時だ！と思って、金曜日のお昼12時半に入店。
運が良いことに行列は無かった。
でも、その後で近くにある鉄道グッズであふれる理髪店「BBつばめ」の駅長さんに聞くと、
このお店、いつも大混雑だとか。
洋食屋さんの王道、海老フライ、ハンバーグはもちろん、
4月なのにカキフライがあったり、辛口ビーフカレーも魅力的だし、
本当に何を食べるか迷った。
でも、やっぱり最初はハンバーグ、海老フライは中心にして、
あとはカニコロッケを選択。
そうしたら、優しい店員さんが
「ハンバーグは洋風と和風がありますが、どちらになさいますか？」と教えてくれた。
え？これだけメニューが多いのに、ハンバーグも2種類あるの！？
慌てたが、王道の洋風ハンバーグを選択。
次に、「コーンスープと豚汁とどちらになさいますか？」と質問を受けた。
おおっ、コーンスープは大好きだけど、豚汁は気になるなあと思い、豚汁を選択。
たまたま行列無しで入店したが、その後もテーブル席に個人客が来店し、
あっという間に席が埋まった。
すごいわ、口コミ通りの大人気店だわ。
しばらくして、洋風ハンバーグ、海老フライ、カニコロッケのセットが登場！
もう、食べる前から見た目でおいしそう。
「洋食屋さんではお箸が付いていて、味噌汁があるセットは勝ち」と持論を持っているが、
このお店も、そのパターンに当てはまる。
しかし、大阪や神戸ではこのタイプのお店が多いが、東京都内だと初めてかな。
洋風ハンバーグ、お肉がしっかりしていて、ソースが素晴らしいし、
ちょっとだけ添えてある辛子を付けると、うまみが引き立つ。
海老フライは本当に存在感があり、
名古屋で食べるような海老フライに負けないぐらいの大きさと歯ごたえで、
タルタルソースが抜群に合う。
そしてカニコロッケはクリームタイプで、これまたやさしい味わい。
あとは盛りだくさんの野菜サラダとおしんこ、そして豚汁。
油ものを和風でさっぱりと、という流れは結構ですなあ。
このセットは1380円のレベルを超えてる。すごいわ。
2千円までは行かないまでも、それ近くまで取るお店が多いけどなあ。
これだけおいしいご飯を食べさせてくれるのに、
あくまでも店内はかしこまった様子は無く、お客さんもちゃんとお店に配慮していた。
店員さんは1名で回していたので、複数の注文が続いたり、
お客さんが勝手に席を替わってしまったりして、ついていけなくなっていた。
男性客の注文でほたてフライをカニコロッケで変更を受け付けていたのに、
そのまま出してしまったミスがあったが、
お客様を不快にさせること無く、理由を正直に説明して、
お客さんもおいしいので、そのままで食べていた。
なんか、おおらかな雰囲気になって、初めて来たのに、このお店が好きになった。
創業は昭和36年ということで、2024年は昭和99年なので、63周年。
清瀬はベッドタウンで人口も多く、実力派のお店も多いが、その筆頭格。
次は和風ハンバーグを食べに来ます、と約束してお店を出た。
通える皆さんがうらやましい。
また食事ができるように、新しい生活をこなしていこうと思った。
（最終訪問日：2024年4月12日）