「たけちゃんにぼしらーめん」

平打ちチャーシュー麺(\1250)。ヘタなうどんよりも噛み応え抜群の麺。 売切れ次第終了なので、余裕を持っていきましょう。 らーめん(\790)。 餃子(\390)。 調布駅から歩いて2分。 深大寺といえば日本そばだが、唯一のラーメン屋が超有名になってしまった。
深大寺は調布駅からバスで15分。
そんな場所でも行列ができる。
昼間の営業は2時45分まで。私は2時15分に到着。
すると、店の前の看板が「営業中」→「準備中」に。
「あっ、売り切れか!?」と思ったが、
店員さんが行列最後尾の私のところまで来て、
「お客さんのところまでなんとかいけると思うんですがねえ。
どうせだったら、食べたいですよねえ。」と言ってくれて
私が昼の部最後のお客になった。
その代わり、私の後ろに並ぼうとしたお客を片っ端から
追い返す役を命じられた。
5人は追い返したと思う。

他のお客がグループだったので、1人の私を先に通してくれた。
店に入るまで食べるラーメンを決めていなかった。
待たされたので、量が多いチャーシュー麺で決定。
麺は平打ち。1050円は結構値が張っている。
しばらくして、平打ちチャーシュー麺登場。
当然、まずはスープから。
やさしいにぼしの味が利いている。
それでいて、チャーシューの脂には負けていない。
チャーシューは分厚いのが4枚ものっている。
24歳男性でもちょっときつかった。
柔らかいジューシーなチャーシュー麺を望むのなら、おすすめできる。
替え玉、チャーシュー1枚など、
量を自由に調整できるので、便利である。
帰り際に店員さんから
「お客さん食べられてよかったね。」と言葉をもらった。
デジカメで撮影しているのを見ていたようで、
「ラーメンを食べ歩いたりしているんですか?」とも質問された。
ここの店の店員さんは他のラーメン屋とは違い、
非常に和やかな雰囲気で働いている。
店員さんがにこやかだと、こっちも食べやすい。
黒五ラーメン、つけ麺、しそ塩麺など、
性格の異なるラーメンが並ぶのでおもしろい。
多くのファンに支持されるのはそのあたりに理由があるのだろう。

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深大寺から調布駅前に移転し、府中にも支店を出すまでに成長。
一時期は代々木にもお店があった。
残念ながらマスターが亡くなったとのことだったが、
10年ぶりにお店に入店。
醤油らーめんと餃子を注文。

ここはやっぱりダシがおいしい。
天然素材のやさしい味で、強めの麺との相性がいいなあ。
チャーシューの柔らかさも相変わらずだった。

10年たって、調布駅は地下になり、
私の母校の電気通信大学にも知らない建物が増えて、
私は中堅社員になった。
でも、10年たって、またこうしておいしいラーメンを食べることができて、
よかったなあと思った。

(訪問:2013年9月6日)
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