8月の激務が終わり、自分へのご褒美旅行ということで、 前から念願だったおわら風の盆を見に、越中八尾へ。 夜中の臨時特急「ひだ」に乗り、高山で一泊。 飛騨高山、家族と来てからなんと9年ぶりの訪問となった。 全体的に朝市やさんまち等、和風いっぱいの町だが、 昼ごはんまでいられるということで、 お昼は豪華に飛騨牛を選択。 このお店は飛騨牛のステーキやシチューを専門に扱う、 高級感のあるお店である。 12時前に入店したら、お客が私1人だった。 やっぱり平日でしかも昼前なら誰もいないか〜。 旅行ガイドの通りにビーフシチューコースを注文。 しばらくして出てきたのが桃の冷製スープだった。 器が、器がおしゃれすぎる… 2段構造で、下に氷を入れ、上の器が本体のスープなのである。 フランス料理のテーブルマナーで、外側のスプーンで食べてと… 単なるコーンポタージュスープでなくて、 冷たくて、桃の甘みがたっぷりな本格的なスープで驚いた。 続いて、サラダ、ご飯、メインのビーフシチュー登場。 ビーフシチュー、柔らか〜〜〜い!!! お箸はなかったが、たぶん問題なく切れると思う。 しかも飛騨牛、脂ののった部分を使っていて、 非常にジューシー。 デミグラスソースだけでもあれば、永遠にライスが食べられると思う。 山芋のソテーと、ミニグラタンも本格的。 最後にデザートのアイス。 これまた器がかたつむり。 おしゃれ〜。 味もさることながら、「魅せる」ところがすごいなあと思った。 お昼から飛騨牛、自分にとっては思い切ったが、 いやあ、行ってよかった。 お会計で「昨日はおわら風の盆を見てきました。」とご主人に言うと、 「いやあ、昔はあんまり人いなかったんだけどね〜今すごいみたいだね〜。」と きさくに会話ができた。 店構え、テーブルには高級感があふれているが、 店自体はおいしい料理が食べられるすばらしいお店。 次は5千円を超えるステーキ、食べられるかな!? 食べてもふさわしいような人間になりたい。 (最終訪問日:2012年9月3日) |