近鉄特急「しまかぜ」に乗り、宇治山田で赤福を買った後、 昼ご飯はこのお店で焼肉を食べたいと思った。 松阪駅北口を出て、徒歩10分。 それにしても、さすが松阪牛。 精肉店と焼肉屋さんの数がものすごい。競争が激しそうだなあ。 店内に入るとお昼なのに、結構なお客さんの数。 相当人気なんだなあ。 15分ぐらいして着席。 回転焼肉、とは回転寿司の要領でお肉が回ってくる。 ただ、ショーケースは冷蔵になっているので、 お肉を出すためにはボタンを押して、 ショーケースの蓋を開けなければならない。 その間、わずか5秒。 一瞬のためらいが勝敗を分ける。 そんなにたいそうな話ではないが、 着席してからしばらくはあまりにも珍しいシステムなので、 炭火に着火しているのに、回ってくるお肉の写真だけ撮影していた。 とりあえず、初手は松阪牛ホルモン込。(盛り合わせ) 続いて、塩タン。 ただ、蓋が5秒しか開かないので、レモン果汁の皿が取れなかった。 牛タンの隣に添えてくれたら良かったのになあ。 せっかく松阪に来たのだからと、 回転皿とは別に、松阪牛特選(カルビ)と松阪牛レバー、ごはん(大)を注文。 ビールがなくても十分戦える。 まずは松阪牛ホルモンを焼く。 炭火なので、火加減が難しいなあ。 皿の写真を撮り、焼き加減を調整し、おいしく食べる・・・ を1人でやるのが忙しい。 写真撮影をしているうちに肉を焼きすぎてしまうということで、 焼く&食べるに軌道修正した。 ホルモンには味噌だれをつけて食べるが、 これがご飯に抜群の相性。 続いて、松阪牛特選を焼く。 これ、脂が霜降りだから、すぐ焼けるなあ。 はさみで切って岩塩を付けてひと口。 これまた溶けるような脂でご飯が進む。 ご飯を大にして良かったなあ。 以降、レバー、ホルモンお代わり、牛切り落とし、牛すじを食べ、 味噌だれも岩塩も付けて楽しんでいたが、 どうしても目の前を横切ったシャトーブリアンが食べたくて、 キンキラ金の皿を取ってしまった。 こちらも松阪牛特選と同じく、1皿\1250。 ステーキでも良く聞く部位だが、 一般の焼き肉屋さんにはあんまり出てこない。 これも撮影に夢中になって焼きすぎたら、 かなり後悔するので、細心の注意を払って焼いた。 結構な分厚さなので、途中からは立てて焼いた。 こちらもはさみで切って、岩塩でひと口。 これまたすごいわ〜 上質な脂、味わいのある赤身、これはすごい。 これは取って良かった。 そうだ、この前の西元町の「洋食の朝日」でも こんな赤身のビフカツ食べたんだった。 おいしいお肉って、脂にサシが入りまくっているものとは限らないんだなあ。 いい勉強になった。 とはいえ、食べたいお肉を食べたら、 当然お支払いは高くなるわけで、 頭で一生懸命計算していたが、6千円直前になった。 このお店、希少部位を味わいながら1人で食べるのには向いている。 一方、数名でたくさんおいしいお肉を食べたいのであれば、 以前にも紹介したとおり「脇田屋」の方が良いかも。 回転焼肉、十分話のネタにはなる。 新型コロナに負けずに、たくさんのお客が詰めかけていた。 いいお肉を食べて、また仕事を頑張ろうと思った。 (最終訪問日:2020年11月01日) |