「糸庄 本店」

もつ煮込みうどん(\1250)。 富山駅からバスで15分、花園町バス停からすぐです。 自動販売機で持ち帰りも買えます。 目の前におみやげ屋さんもあります。アイスクリームもあります。 ニッポン放送「伊集院光のタネ」で行列に並んだエピソードで、
糸庄というもつ煮込みうどんのお店に並んだ、という話が紹介された。
場所を調べてみると、富山だった。
そして、たまたまテレビで「バナナマンのせっかくグルメ!!」を再放送していて、
日村さんがもつ煮込みうどんを食べて絶賛していた。
いつか行ってみたいなあ、でも北陸新幹線は高いと思ってなかなか行けなかった。
今回、「西日本・四国乗り放題パス」が発売されたので、思い切って行ってみた。

5月の中旬の土曜日お昼。大型連休は終わっている。
富山駅から猪谷行のバスに15分乗り、花園町バス停で下車。
お店はあっさり見つけた。
11時開店で10時50分に到着したので、1巡目に入れるだろうと思っていたら、
なんと25人待ち!すごいなあ、冬場でないのに行列ができるのはたいしたものだ。
と同時に1時間で食べ終わるのか心配になった。
お店の目の前にはおみやげ屋さんもあり、レトルトのもつ煮込みうどんも発送してくれるそうだ。
時間がかかった場合は、おみやげを買って自宅に送るかと覚悟していた。

25人待ちだったが、並んで30分後ぐらいに入店できて、
先にレジでもつ煮込みうどんを注文し、
カウンター席に座った。
目の前ではすでに天ぷらまでのせられた状態の鍋焼きうどんと、
コンロが13台、フル稼働でうどんを炊いている。
もつはたっぷりと後でのせられる。
11時30分、目の前に思いっきり煮えたぎったもつ煮込みうどん登場。
これ、すぐに食べると間違えなくやけどだな。
写真撮影してからもつ煮をいただくと、柔らかくてとてもおいしい。
一味をかけるとこれまた合うなあ。
うどんは細めだけど伸びがある氷見うどん。
鍋が熱いので、油断しているとうどんのお焦げができる。
お店の方からレンゲで一度混ぜると良い、と説明を受けている人もいた。
天ぷらうどんでないけど、もつ煮込みうどんを頼むとえび天が1つ付いているのもありがたい。
これらが味噌のだしでうまくまとまっている。
これをおかずにご飯を食べている人もいた。その気持ちもわかる。
15分でどうにか食べ終えた。

富山は冬寒いので、これだけ煮えたぎるもつ煮込みうどんが大人気なのだろう。
それにしても、雪がない春でも大行列ができているのには恐れいった。
食べ終わると、店内にも待機が10人、店の外にも10人ぐらい行列ができていた。
店員さんが「お待たせしてすみません。」と言っていたが、毎日謝るのも大変だなあ。
なんとかバスに間に合い、乗る予定だった新幹線にも間に合ったが、
富山駅で2時間の空きだと、本当にギリギリのタイミングだった。
富山には寿司や富山ブラック(ラーメン)だけでなく、
こんなに人気のある地元めしがあるんだなあと驚いた。

(最終訪問日:2025年5月17日)


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