「小嶋屋 県央店」

おにぎり(\194)。 天ざるそば(\1458)。 茶碗蒸し(\302)。 杏仁豆腐(\302)。 燕三条駅から徒歩5分。 今から10年以上前、なんばパークスに「麺だらけ」という
麺の飲食店のテーマパークができたときに、はじめてこのお店を知った。
ふのりが入った緑色のそばもすごかったが、天ぷらがおいしそう、と
一緒にいた薬剤師の先生が言っていた。
2015年になって新潟旅行に行った際、
最初は長岡の喜京屋で汁無し担々麺を食べよう、と思っていたが、
悪天候で体が冷えて、もうあんまり移動したくないなと思い、
ホテル近くの燕三条で夕食をとることにした。
そして、運よく店舗があったので、訪れた。

長岡〜燕三条の移動費が浮いたので、躊躇なく天ざるそばを注文。
あと、新潟産コシヒカリ使用を確認して、おにぎりも注文。
喜京屋で食べる予定だった杏仁豆腐も注文。
もう1品、いろいろと酒の肴になりそうな料理が並んでいて、
栃尾の油揚げやそば屋のだし巻き卵が魅力的だったのだが、茶碗蒸しにした。
昼ご飯は駅弁だったので、思いっきり注文してしまった。

最初におにぎり登場。
空腹のときの梅干おにぎりはなんでこんなにおいしいのだろう。
やっぱり、新潟のお米はおいしいな〜。
続いて天ざるそば、茶碗蒸し、杏仁豆腐が登場。
茶碗蒸し、さすがだしが利いてる。あっという間に完食。

そばの薬味としてテーブルに白ねぎ、ごま、わさびがある。
このシステム、薬味の取り放題って意外と珍しいかもしれない。
へぎそばをつゆをつけずにひと口。
プチンプチン、という歯ごたえが楽しい。ほのかに磯の香りがする。
弾力の強いそばとはまた違った味わい。
つゆも味が濃い目で、へぎそばとの相性は抜群。
天ざるそばのためか、そばは2枚になっていて、たくさん食べられてお得。
それから天ぷら。海老2尾にいろいろと野菜があって、超豪華。
海老はしっかりした歯ごたえの本格派。
普通の天ぷら屋よりもおいしいんじゃないか!?
今まで食べた天ざるそばの中でもかなりの完成度だと思った。

デザートの杏仁豆腐。これも中華料理屋に匹敵するぐらいの本格派。
2千円そこそこでこれだけの食事ができるなんて。
しかも来る店員さんみんなが絶妙なタイミングで
そば茶やそば湯を持ってきてくれて、
礼儀正しく説明してくれることに感動した。
今までなんで来なかったのだろう。
もう関西から新潟に来ることはないかもしれないが、
仕事か何か入ったら、またここの天ざるそばを食べたい。

(最終訪問日:2015年10月31日)


本編へ戻る