「黒百合」

おでん4品。 かに面(\1800)。 かに面の内部 どて焼き。 赤巻と焼き豆腐。 金沢駅のあんとにあります。 2018年1月最初の3連休、
かにのおでんを食べに金沢を目指した。
夕方にこのお店に入ろうとしたら、なんと今シーズンのかに面終了!?
えっ、寒くておでんはこれから、という時期なのに、
かに面は食べられないの…
冗談抜きでひざから崩れ落ちた。

あれから「かに面は年内まで」を合い言葉に、1年間仕事を頑張った。
そして、2018年12月、3連休の中日で金沢を訪れた。
時間は夕方16時半、
事前情報ではかに面は夕方から仕込むということだったので、
ほぼ予定通りに名簿に名前を書いた。
数えたら30人待ちだったので、30分後に来ようと思って、
2階の「すし玉 金沢駅店」で軽く寿司をつまみ、
お腹もまあまあ膨らんで、このお店に帰ってきたら…
名前呼ばれてましたがな!
行列がものすごいが、みんなすぐに呼ばれないだろうと思って、
意外と抜かされることが多いみたいである。
従って、行列がものすごいが、出番は案外すぐ来る。

1回抜かされたが、次に呼んでくれるということで、
結局名前を書いてから50分後ぐらいに入店。
第1目標のかに面、「15分ほどお待ちいただきますがよろしいですか?」
と聞かれたので、もちろん待ちますと返事した。
それ以外の金沢ならではのネタ、車麩は仕込み中。
梅貝は通った。他にロールキャベツや大根、鰯のつみれを注文。
最初にかに面以外のおでんが登場。
ダシが優しいな〜。あっさりした味でおいしい。
梅貝は弾力があって、おいしかった。
ロールキャベツや大根、野菜のおいしさで味が左右されるので難しい。

さて、15分経って1年越しの念願、かに面登場!
ん?意外と丸まっているなあ〜。
でも、甲羅の中に香箱かにの身と卵がぎっしり入っていて、
捌くのが難しいかにをここまで食べやすくしてくれたお仕事に感動。
そして、優しいダシとカニの相性が最強!
これは酒が進むぞ〜。
他のおでん種が数百円なのに、
かに面様は\1800なので、王者である。でも、頼んで損はない。

その他、どて焼きはこんにゃくと豚肉の串に
白みそベースのたれがかかっていて、これまた酒に合う。
最後に赤巻と焼き豆腐で締めた。

ああ、ついに念願を達成できた。
金沢おでん、これで思い残すことはない。
でも自分へのご褒美に毎年行ってもいいかも。

(最終訪問日:2018年12月23日)


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