B-1グランプリは今や社会現象となり、 優勝したB級グルメの地域には大きな経済効果が現れた。 甲府の名物はほうとうだったが、 今や「鳥もつ煮」が爆発的なブームになった。 もともとやそば屋のメニューだったので、 今回はおそば屋さんに行くことにした。 甲府駅からたった2分。 これだけあっさりと見つかると、楽でいいなあ。 着席して、鳥もつ煮セットを注文。 おそばと白いご飯が付くのだが、 白いご飯を若干減らしてもらった。 値段も\1180だから、分量が少なくても文句言えないなあ、と 思っていたが、出てきたお膳を見てびっくり。 そこそこ分量あるで… まず本業のおそばをひと口。 細い麺なのに、味も歯ごたえもしっかり。 これだけでもレベルが高い。 続いて、鳥もつ煮。甘くて濃厚。 うちの家庭では昔出ていた味だったので、 それほど違和感がなかった。 ただ、鳥もつ煮には白いご飯が絶妙な取り合わせ。 ご飯を減らしたことを少々後悔した。 砂肝やきんかんも入っているが、 ほとんどはレバーの部分。 レバーが嫌いな人はまず食べられないが、 好きな人はお酒のつまみにしてもいけるだろうなあと思った。 隣のテーブルのおじさんは お酒や馬刺しまで頼んで、 立ち上がって写真を撮影していた。 ここまで大々的に撮影している人も珍しいなあ。 駅から近くて、手軽に入れるお店でよかった。 隣の居酒屋でも、その隣のほうとう屋でも、 鳥もつ煮は置いてあるみたいだった。 まだこの勢いは衰えそうにない。 (最終訪問日:2012年1月3日) |