第二種電気工事士(実技試験)をインテックス大阪で受験し、 縁起を担ぐために「かつ」関係の食事が食べたいなあと思い、 S&Bのレトルトカレーで知ったこのお店を目指した。 噂の名店シリーズで、 あの、荻窪の「すぱいす」の代わりに出てきたのが この「白銀亭」の大阪あまからカレーであった。 「すぱいす」はさらさらカレーの最高峰だと思っている私にとって、 それを押しのけてまで出てきたカレーってどんなのだろう。 昼13時過ぎにお店の前に行くと、5人待ち。 ランチタイムを外してもまだ行列ができているというのは、大人気なのだろう。 さっきの試験の配線が大丈夫だったかな〜と心配しながら参考書を見ていたら、 15分ほどで入店できた。 当然とんかつカレーを注文したが、 大盛りにしようか迷っていたところ、 周りのほとんどのお客がほうれん草をトッピングしていたので、 つられて私もほうれん草をトッピングで注文。 カレー屋で野菜を付けて、って頼んだのは初めてだ。 それにしても、若き店主がカウンター15名ほどを相手に、 オーダーを聞き、ごはんをよそい、カレーをかけ、 ほうれん草を温めて、お勘定をもらうまで全て1人でやっているのだ! もう神業としか言えない。 そりゃあ、「しばらくお時間がかかりますが、よろしいですか?」と 言われても文句は言えない。 再び参考書を見ていたら、それほど待たずに10分ほどで、カレー登場。 そして、まだ店の外には5人ほど待っていたが、 「すみません、カレーがなくなりそうなので、申し訳ございません。」と 謝る声が聞こえた。 危なかった〜あと10人ぐらい後ろだったら、食べられないところだった〜。 さて、肝心のカレーはというと、最初少し甘みが感じられるが、 そのあとは辛口で濃厚な味わいが広がる。 これ、今までにないタイプのカレーだな〜 カツもほうれん草も細かく刻まれているので、非常に食べやすい。 これは抜群だわ。参った。 隣の人はチーズもトッピングしていたが、 カレーの熱でチーズが溶けて、これまたおいしそう。 帰りの時も「寒い中、お待たせして申し訳ございません。」と 忙しいにもかかわらず、丁寧なごあいさつで送られた。 すごいなあ、カレーの激戦区、本町だからこそ、 ここまでのレベルのカレーがあるのだろう。 帰り道、懐かしの武田薬品工業の本社を通って、淀屋橋駅から帰った。 薬の町の道修町に仕事で来ていたころには全然知らなかったのになあ。 もっと早く知っておけばよかった。 次は試験に関係ない時に来たいなあ。 (最終訪問日:2016年12月3日) |