「くそオヤジ最後のひとふり」

あさりラーメン(\950)。 貝餃子(\270)。 阪急十三駅西口からすぐです。 十三駅に出張に来ていた時、いつも行列ができるラーメン屋さんがあった。
出張の際には1人ではなかったので、いつかは行きたいと思っていた。
しかし、店名が…
このページ始まって以来、ひどすぎる名前ではないだろうか。
しかも、人気がありすぎて、店が新しくなって、
十三駅西口すぐそこになって、
「しょんべん横丁」に店を構えることになった。
もう人に説明するのをためらうレベルである。

3連休の真ん中の日曜日、12時40分に行列10人目になった。
9月とはいえ、気温は30度を超え、
早く日陰に入りたかったが、なかなか行列が進まない。
1軒目でごまだれざるそばを食べていて、本当に正解。
汗をかく以外は余裕をもって待つことができた。
30分して、ようやく1階のカウンター席に着席。

全国的にも珍しい貝のダシのしょうゆラーメン。
しじみ、あさり、はまぐりがあるが、
レギュラー格のあさりラーメンを注文。
貝めしも魅力的だったが、貝餃子を選択。
しかし、店名とは違って、くそオヤジも頑固おやじもいなかった。
さわやかなお兄さん、お姉さんが店を回していた。

しばらくして、あさりラーメン登場。
おおっ、たしかにあさりだ。
そしてチャーシューが大きくて、レアだ。
見た目だけでも十分おいしいと予想できるラーメン。
貝のダシで塩味が強いのか?と思っていたら、
結構甘みが強く、ダシがきいた甘めのラーメンだった。
気のせいか、コショウや唐辛子といった、
味変アイテムが置いていないのは、繊細なダシを味わってください、
ということなのだろうか。
チャーシューは生ハムのようにジューシーで、
麺はやや全粒粉っぽい太麺だった。
いい弾力してるな〜。
あさりはほぼ砂なしだったが、
最後だけ少し当たった気がした。

貝餃子も貝の甘みが出ていたが、
こちらもたれではなくて、塩をつけるという変わった食べ方だった。
これはインパクトあるなあ。

さすが行列ができているだけあって、おいしかった。
店を出るころには行列が30人程度になっていた。
タイミングよく入店できてよかったなあ。

(最終訪問日:2019年9月15日)


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