「うな茂 本町店」

うな茂定食(\1100)。 船場センタービルからも近いです。 2011年のうな茂定食(\1300)。 2019年のうな茂定食(\1640)。 店舗が向かいに移動しました。 2008年の電験講習1回目。
勉強期間が3ヶ月しかないので、今年は慣らし運転で、
来年から本気になろうと思っていた。
今回は珍しく土曜日に講座があったので、
飲食店が比較的たくさん営業していた。
この界隈、ビジネス街なので、日曜日にはほとんどのお店がお休み。
いろいろ考えた結果、久しぶりにうなぎ食べたいな、ということで、
この店にやってきた。

実は、「うな茂」は四ツ橋にもあって、そちらには何回も行っていた。
今回は、本店の本町店に入店。
店内1階は四ツ橋店に比べたら窮屈な感じだった。
ただ、メニュー構成は同じ。
うな茂定食を注文。ただ、諸物価高騰で価格は\100アップ。
関西風のうなぎは蒸さないので、早く出てくる。
出てきた定食、うな丼に載っているうなぎは2切れだが、
たれが十分にかかっており、ご飯が進む。
この定食のもう1つの魅力はう巻き。
ふんわりとしただし巻き卵にうなぎが入っており、
それにうなぎのたれがかかっている。
おまけにきゅうりの酢の物にも刻んだうなぎ、
それに肝吸いまでついて、値上げしたとはいえ、\1100である。
昼ごはんで\1100は高いかもしれないが、
この質、量、そしてうなぎがバツグンにおいしいことから考えれば、
かなり満足である。
しっとりしたうなぎもいいが、香ばしいうなぎはまた格別。

ひっきりなしにお客さんが来るので、
2階に上がるお客さんも多く、1階も戦場のような忙しさ。
4人ぐらいで来ると、なかなか同じ席に座れない可能性があるので、
2人ぐらいで行くのがちょうどいいかも。
四ツ橋、本町でガッツリ食べたいときには、間違いなくお勧め。

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2009年も電験の講習会に来て、やっぱり1回目でこのお店に入店。
土用の丑の日を翌日に控え、昼間でも15人待ち。
相変わらずあわただしい店内だが、おいしいうなぎは健在。
2009年8月に道路を隔てた隣に新店舗が完成予定。
新しい店でますます頑張って欲しいな。

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2011年も電験三種の講習会に来て、うなぎを食べに入店。
うなぎ高騰のせいで、ついにうな茂定食が\1300に。
それでもおいしさは相変わらず。
店内が座敷、テーブル、カウンターと広くなって、進化した。
午後の勉強も頑張ろうと思えるお店。
でも、もう電験三種の勉強には来たくないな。

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電験三種に合格し、
毎年夏に堺筋本町に勉強することもなくなったが、
今度は仕事で毎週、堺筋本町に勉強に行くことになった。
もうこのお店に行く道も忘れたが、
スマホを頼りにようやく見つけた。
うな茂定食がついに\1640になった。
10年経って、うな茂定食は\1000から\1640に大幅アップ。
時代を感じるとともに、
うなぎ料理屋さんにとっては試練が続いていると思う。

うなぎ2切れの丼、うざく、うまき、肝吸い、漬物の
最強のセットは健在。
うなぎの焼かれるにおいだけで、
たれがかかったご飯がすすむ。
しかもあんまり冬に来たことがなかったが、
冬のうなぎは夏よりも脂がのっていておいしいらしい。

何年たっても、何歳になっても
続いてくれていたら、うれしいなあ。

(最終訪問日:2019年2月8日)


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