「象印食堂」

タンブラーもふりかけ入れも象印。 ご飯は3種類、たまごも別売り。 象印御膳・桜香る大和ポークと野菜のせいろ蒸し(\1880)。 ご飯は2種類。水筒も象印 改めて、これだけ付いて1880円。 鯛茶漬けはおいしい。 ご飯おかわり自由。 デザートのお米のアイス。 なんばスカイオ6階。行くのはまあまあ大変。 超有名な象印マホービンの本社は大阪にある。
水筒や炊飯器のメーカーでおなじみだが、
なんばスカイオが開業したのと同時に直営の食堂を開店。
いつか行きたいな〜とは思っていたが、
そもそも難波にあまり用事が無く、ずっと行けていなかった。

「特別展・かぐや様は告らせたい」が大阪南港で開催されることになり、
昼ご飯を大阪で食べたい、できればご飯がおいしいところ、
と探していたら、このお店を思い出した。
時間は大型連休3日目の日曜日、14時。
それでも行列ができていた。すごいな。
30分ぐらい待って、ようやく入店。
あまりの混雑に滞在時間は45分に制限されていた。
昼の部が15時までということで、
選択肢は象印御膳のみ、ただ、メインのおかずは
・鰆とあさりのアクアパッツァ
・鶏肉とじゃがいものグリル
・桜香る大和ポークと野菜のせいろ蒸し
の3品から選べる。
できればお肉だなあと思い、比較的あっさり目のせいろ蒸しを選択。
お茶は手袋はめて、セルフサービス、
ご飯はおかわり自由だが、食べる毎にお茶碗を持って行き、
よそってもらうスタイルだった。
やぱりコロナウイルス対策はここまでしないとならんのか〜。
それにしても、マグカップまで象印製なのがさすがだなあ。

しばらくして、象印御膳登場!
ご飯来る前におかずの品数が多くて、呆然。
すごいぞ、ご飯のお供がこれでもか、と来ている。
3連の小鉢で明太子、のりの佃煮、梅干しってきたら、
これだけでご飯1膳行けますがな。
ご飯は3種類のうち、2種類を選択するが、
おかわり自由なので、もう1種類もちゃんと食べられる。
メインの大和ポークをポン酢に付けてひと口食べると、
せいろ蒸しなのにジューシーで、
豚肉1切れでご飯半分は余裕でなくなる。
それなのに、なんと鯛の切り身が3切れ付いて、
鯛茶漬けまで楽しめるのである。
う〜ん、これは困る。ご飯が進みすぎて困る。
しかも、ご飯単体でも十分においしくて、
これだけで梅干しでお茶漬けにしても1膳行ける。
いやあ、このおかず軍団すごいな。
とどめに味噌汁、若干濃いめでこれまたおいしい。

デザートはお米のアイス。
ほんのり甘いのかな、と思っていたら、
めちゃくちゃお米のしっかりした食感が残っていて、
少々意外だった。
ただ、しっかりと和食を食べた後に、
こういう小さいデザートはとっても満足感が高い。

結局、普通に炊いたご飯を1膳、
ちょっとしゃっきり目に炊いたご飯も1膳、
金賞健康米を半膳食べた。
基本的なご飯がおいしいということも感動したが、
おかず一品一品がよく考えられていた。
若干大人の味付けで野菜も多いのだが、
お値段の割には本当に楽しめるので、素晴らしいと思った。
まあ、朝9時から14時まで何も食べて無くて、
さらにおいしく感じられたのかもしれないが。
難波でたくさん買い物したから、
時間がかかってもしっかりしたものが食べたいと言うのなら、
間違いなくおすすめ。
問題はなんばスカイオに一発でたどり着けるか、
ということぐらいである。
基本的には南海電車の難波駅か、なんばパークスを目指せば、
たぶんたどり着けると思う。

(最終訪問日:2022年05月01日)


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