「洋食の朝日」

オムライス(\700)。大きめの具がたくさん。 ランチ(ライス抜きで\800)。エビフライとハンバーグの最強コンビ。 昼でも夜でも行列ができます。 ビフカツ(\1550)。 ビフカツのアップ。 会社でくたくたになった後、
元気を出そうとガッツリ食べられるこの店に入店。
入店しようと夜19時前に行ったが、
すでに4組行列。
このお店、4人テーブルが6卓しかなく、
残りのお客は待つ羽目になる。

30分待って入店し、ランチとオムライスを注文。
ランチは夜でも注文できる。
白いご飯がおいしそうだったが、
ランチをライス抜きで頼み(これで\100引き)、オムライスを選んだ。
少し待った後、オムライス登場。
トマトソースとデミグラスソースの中間ぐらいのソース。
具が玉ねぎ、鶏肉、ハムがたっぷり入っている。
表面の卵の層は超極薄。
なのに、食感がとろとろだった。絶妙すぎて驚いた。

ランチはエビフライが2尾。
タルタルソースがたっぷりでおいしかった。
ハンバーグはつなぎが少ない、
しっかりした一品だった。

他の定食には味噌汁が付いたり、
たくあんが各テーブルに配られたりと、
至るところに和風が感じられるお店。
食べるのも、お箸だったし。
昼も夜も行列ができていて、
のんびりとはしにくいが、安くて本格的な洋食なら、
このお店でたくさん楽しめる。

この後、そのままルミナリエに行った。
今年もきれいだった。
2006年が無事に終わったことに感激した。

(訪問日:2006年12月20日)

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前に訪問してから14年。
以前より営業時間が短くなり、土曜日の昼には30人待ちも当たり前、
行列が長すぎる名店になった。
というわけで、ほぼ平日にしか食べるチャンスがない。
平日にお休みをとった時に三ノ宮で用があったので、
行列が短かったら、ここで食べるか、と思ってお店へ。
普通の木曜日の13時前。行列5人。行くしかない。

熟慮の結果、あの頃には勇気がいる価格だったビフカツ(\1550)を注文。
ここはおかずを頼むと自動的にご飯と味噌汁が付く。
テラス席で相席でもよろしいですか?と店員さんに言われて、
あれ、そんな席あったかなと思っていたら、
店内の奥に通され、左へ行くと、確かにテラス席10席が用意されていた。
今はテーブルに全員着席できない時代だから、これはありがたいなあ。

しばらくしてビフカツ登場。
真ん中に赤みが残って、完璧な見た目。
でも、ビフカツの火加減って非常に難しくて、
他のいろいろなお店で食べたときは火が通り過ぎていて、
少しボサボサな歯ごたえということも少なくない。
ここのビフカツは料理本にも紹介されるぐらい超有名だが、
どうかなと思ってひと口食べた。
おおっ、脂っぽくないけど、お肉が柔らかくて、絶妙な火加減。
衣が薄いのに、デミグラスソースがかかってもサクサクしている。
冗談抜きで、お箸で切れるビフカツ。こんなの初めて食べたぞ。
ビフカツにデミグラスソースが抜群に合いすぎて、ご飯が止まらない。
向かいの人もランチを注文していて、
大きなエビフライを食べていて、ご飯をおかわりしていた。
そりゃ、ご飯が止まらんわ。すごくおいしかった。

ハンバーグとエビフライのランチも、
クリームコロッケも抜群においしそうな中、
ビフカツが1番人気なのもうなづけるおいしさだった。
でも、改まった感じではなく、
普通の雰囲気の食堂で食べられるのがうれしいなあ。
JR神戸駅からは少し歩くが、13時30分にお店を出たら、
行列が10人できていた。
次食べられるの、また数年先だろうなあ。

(最終訪問日:2020年10月15日)

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