「そば切り飛鳥」

鴨ロース(\680)とえび天(\130)。 朝6時から営業。 地下鉄伊川谷駅から北へ徒歩5分。 職場の近くにおいしいおそば屋さんがあるらしい、
そう聞いていつでも行けるわ、と思っていたが、
なにせ職場から帰る時間には店が閉まっており、
かといって、休日に職場に行くことが無く、
かなり時間が過ぎてしまっていた。

何にも予定を入れていなかった3連休の中日、
カワサキワールドで鉄道模型運転会を見に行ったが、
三宮のご飯屋さんが軒並み行列。
そうだ、あの店があったじゃないか、ということで、
わざわざ三宮から地下鉄で伊川谷へ。
伊川谷駅から北へ徒歩5分。
住宅街の中にそのお店はあった。

このお店、おそば屋さんなのに注文がセルフ方式である。
うどん屋さんでセルフのお店は、いろいろ行った。
しかし、おそば屋さんでセルフなのは初めてだな〜。
まず、最初におそばを注文。
次におにぎりと天ぷらをお好みで取って、先にお会計。
椅子に座って、番号が呼ばれたら伝票と引き換えにおそばをもらうと。
まったくもって、うどん屋のセルフ方式と変わらないのに、
おそばになるとすごく緊張するのはなんでだろう。

鴨ロースとえび天を注文。
鴨ロースは「冷たいおそば」に「温かい鴨だし」でいただく。
まず、おそばをひと口。
店に掲げてある「北海道産そば粉」がいい仕事していて、
細いのにそこそこ弾力があって、そばの味がしっかりする、
かなりレベルの高いそば。
それを甘めのだしにつけて食べると、
そばにだしが絡まって、なおかつ若干柔らかめになって
変化のある味が楽しめた。
そば湯もしっかりしていて、安い値段なのに本格的だった。

丁寧につくってくれるおそばなので、
タイミングが悪い場合はゆでる時間が10分ほどかかってしまうが、
普通のおそば屋より安いのに、
ここまで本格的なおそばが楽しめるとは思わなかった。
神戸にはおいしいおそば屋さんが少ないので、
またおじゃましたい。

(最終訪問日:2014年9月14日)

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