「衣掛庵昌」

鴨汁(\1600)。 かき揚げおろし(\1600)。 須磨海浜公園駅から徒歩5分です。 湯葉でそば大盛り(\1950) 2019年度から始まった
「年間で有給休暇5日以上取得しないと、企業が罰金」
というありがたい制度のおかげで、木曜日に休みを取った。
土砂降りの中、車で須磨のナナ・ファームに行ったものの、
どこで昼ごはん食べようかな〜。
そういえば、須磨海浜公園の近くにおそば屋さんが数件あったような。
インターネットで検索していたら、評価が高いこのお店が見つかった。
ただ、須磨海浜公園や須磨水族園の周辺は
一方通行や細い道が多く、車は慎重に運転する必要がある。

コインパーキングに駐車し、
雨の中、年金事務所から南に進み、
須磨水族園に出る大通りの1つ前の道を左に曲がりお店に着いた。
三色盛り合わせにも興味があったが、
2名で鴨汁(そば)とかき揚げおろし(そば)を注文。
うお〜、両方とも1800円。
おそば屋さんにしては、かなり強気の設定だが、
写真で見る限り、ものすごくおいしそうだったので、期待して待った。

まず、かき揚げおろし到着。
かき揚げは小柱やエビが満載の、円柱型。
これはおいしそう〜。塩で食べると抜群においしい。
ひと口食べれば、小柱やエビに確実にあたるぐらい、
海の幸率が高かった。

続いて、鴨汁到着。
だし汁には鴨肉、つみれ、白ねぎがいっぱい。
結構濃いめの味付けだったが、おそばに付けて食べると、
これまたあっさりしたおそばと相性が抜群。
冷たいおそば単独で食べると、コシがしっかりしているが、
温かいだし汁につけると、少し軟らかくなって味が染みるのが感心した。
薬味にラー油があり、これを垂らすと味が変わって、これまた感心した。

もりそばは1000円するので、
何か飛び道具(鴨やかき揚げ等)を付けると、より楽しめると思う。
それにしても、おそばのレベルの高さがすごいなあ。
ここなら、「昼から日本酒飲みながらおそば」の夢がかなう。
夜は穴子料理など、これまた酒の肴が一品料理で注文できて、
「宴会して、締めにそば」も可能である。
こういうお店、神戸にもあったんだ〜
おそば屋さんはそれほど多くない場所なので、うれしかった。

(訪問日:2019年6月27日)

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2か月後、森永乳業 神戸工場の見学に行った後、
おいしいおそばが食べたくて、再び訪問。
今回は湯葉のおそばを注文。大盛りで。
同行した母から鴨汁のつみれを恵んでもらった。
クリーミーな湯葉と濃厚な卵の黄身を入れただしで
おそばを食べるのが、なかなか斬新だった。

12時を過ぎて、私が最初のお客さんだったが、
すぐに座席が埋まって、あっという間に満員に。
運よく店に入れてよかった。

(最終訪問日:2019年8月29日)

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