「香港麺専家 天記」

海老ワンタン麺(\850)。 JR元町駅からそんなに遠くありません。 汁なし担々麺(\850)。激辛。 このお店は元町にある麺専門の店だが、南京町にはない。
元町の商店街から路地を1本に入ったところにある。
普通のラーメンとはまた違うおしゃれな料理が並ぶ。
最初なので、代表料理の「海老ワンタン麺」を注文。

店内には私1人なので、あっという間に料理登場。
見た目も非常にあっさり。
食べてもあっさり。
乾物で取ったダシだそうで、あっさりしていながら、しっかりした味。
麺は細麺なのに、波打っている。
1本取ろうとしているのに、集団で麺のかたまりになってしまう。
食の安全を考えて、麺を香港産から国産に変更したということで、
かなり好感が持てる。
今までにないおもしろい食感。
ワンタンの海老がぷりぷり。
しかも4個ものっているので、お得な気分。
具がシンプルなのに飽きない味わい。

海老ワンタン麺以外にも朝焼いているチャーシューを使った麺とか、
激辛の汁なし坦々麺があったりと、
また訪れたくなるメニューがいろいろあった。
次は汁なし担々麺を食べてみたい。

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それから10ヶ月後、久しぶりに入店。
前回の予告どおり汁なし担々麺を注文。
「めっちゃ辛いですけど、いいですか?」と声をかけられたが、強行。
手際よく麺が和えられ、「よく混ぜて食べてください。」と言われた。
その通りによく混ぜてひと口。
うん、辛い。めちゃめちゃ辛い。
山椒よりも唐辛子が利いているイメージ。
汁なし担々麺で唐辛子系は広島の「きさく」、
ごまたっぷり系は名古屋の「想吃担担麺」が頂点だと思っているが、
やや「きさく」系かな。

本当ならごはんと食べると絶妙なのだろうが、
炭水化物を取り過ぎないようにごはんはパス。
体のことを考えるなら、激辛もパスすべきだと思うが、頑張って食べた。
頑張らないと完食は難しい。
それでも、味は好きなほうだった。
辛さが調節できるか、スープがついていたら、
もっとよかったかも。
海老ワンタン麺とは対極のメニューが同じ店で出てくるのがおもしろい。

(訪問日:2009年10月30日)

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