セルフうどんは高松名物である。 店によってシステムはさまざまだが、 店員がテーブルまでうどんを持ってくるのではなく、 自分で麺をあたため、自分で薬味を入れ、だしをかけてテーブルへ運ぶ。 これにより安くうどんが食べられるわけだ。 この「竹清」もセルフの店。会社の人に紹介してもらった。 訪れたのは13時30分。 もう昼時を過ぎているはずなのに行列ができている。 夏休みなので、子供の姿も多かった。 列に並んでいると、後ろに並んでいたお兄ちゃんが、 店頭のおばちゃんに声をかけている。 なんと天ぷらを先に注文していた! なにしろ初めてのセルフだったので何をやっていいのかわからない。 名物「ゆで卵の天ぷら」が売り切れだったのでちくわを注文。 列に戻って自分の順番が来るのを待つ。 そして、もう少しで自分の番と思っていたら、 行列の動きが止まった。 なんとゆでたうどんが無くなってしまったのだ。 しかし、これは幸運なことで ゆでたてのうどんが食べられるということなのだ。 とにかく、幸運なのか不幸なのかよくわからないうちに 自分の番になった。 「うどん1玉と天ぷら1つ」と申告。 これで\230は安い。天ぷらはなんでも1つ\90。 なめこおろしうどんと骨付鳥の後なので、もうこれぐらいが限界。 もらったうどんはゆでたてだったのだが、 わざわざお湯がはってあるところで麺を温めなおす。 これに自分でだしをかけ、青ねぎとしょうがを入れた。 そして、天ぷらをもらいに行く。 ちくわの天ぷらが1個のっている皿を発見。 手にしておばちゃんを見ると「そうそうそうそう」と言ってくれた。 事前情報ではうどんは普通とのことだったが、 ゆでたてなのでおいしかった。 温かいうどんに初めてしょうがを入れたが、なかなかよく合う。 天ぷらは皿に油がたまっているが、 天ぷら本体は衣が若干厚いもののおいしい。 急いで食べていたら細かい青ねぎが何度ものどにつかえた。 食べ終わったのは14時だったが、まだ行列ができていた。 (訪問日:2002年8月30日) |