「ふるさと」

お通しのほたてのひも。 刺身の盛り合わせ(\800)。 びんぐしの塩焼き(\800)。 骨付き鳥(\1500)。 高松駅から徒歩20分。 こんぴらさんの785段の階段を登り、
仏生山温泉でひとっ風呂浴びた後、夕方16時にことでんの瓦町駅にやってきた。
まだ夕食には早いが、「吉田類の酒場放浪記」で見たことのある、
このお店を目指した。
食べログの地図を参考に探したが、お店が見つからない。
「ああ、地図が間違っているパターンか〜」とがっかりしたが、
たしかアーケードの中にあったお店のはずだ、と思って根気強く探したら、
ライオン通りの中にこのお店を見つけた。
瓦町一丁目の交差点からライオン通り商店街を高松駅側に歩いたら、簡単に見つかる。

このお店はありがたいことに夕方16時から営業していた。
周りにはネオン街もあるので、早めの営業はありがたい。
まずほたてのひものお通しが登場。
いつもの通り、日本酒1本しか頼まない作戦で、地元の川鶴を注文。
270mLか〜1合半もあれば十分だなあ。
このほたてのひもがすごくおいしくて、お酒がすすんでしょうがない。
お勧めでこの時期にしか取れない「びんぐし」という魚の塩焼きと
一番気になっていた讃岐コーチンの骨付き鳥を注文。
あとは、さしみの盛り合わせを注文。

まずはお刺身。はまちといかとサーモンだった。
はまちが意外とさっぱりしていて、サーモンが十分脂がのっていておいしかった。
刺身が食べ終わる絶妙なタイミングでびんぐし登場。
身の部分がさっぱりと、お腹の部分は脂がのったこれまたおいしい焼き魚。
そして、メインイベントの骨付き鳥が登場。
少し時間をおいて持とうとしたが…熱くて持てない。
どうにか頑張って骨付き鳥にかぶりつくと、
ジューシーな身と香ばしい皮の食感がたまらなかった。
さすが讃岐コーチン。
本当はビールなのかな〜と思ったが、日本酒でも十分に楽しめた。

帰りに「吉田類の酒場放浪記」の話をしたら、
やっぱりBS-TBSはお店で見られていないみたいで、
番組自体は見ていらっしゃらないようだった。
ただ、ファンの人がすごくて、北海道から来た方もいたようである。
あの番組、地上波でやってくれたら、どれだけ視聴率を取るのか見てみたい気はする。
ともあれ、かなりの高確率でこれだけおいしい居酒屋さんを教えてくれる、
すごい番組だな〜と思った。
帰りはしゃっくりをつきながら、高松駅まで歩いた。
快速「マリンライナー」でも寝るまでしゃっくりはとまらなかった。

(最終訪問日:2015年8月22日)


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