「橋野食堂」

ホルモンうどん2玉(\820)。 JR東津山駅から歩いて10分。 美咲町のたまごかけごはんに続いては、
「津山ホルモンうどん」である。
この「津山ホルモンうどん」は最近のB-1グランプリで3位、4位と
好調な成績を収め、注目の的。
2010年の姫路食博では、他の屋台を尻目に1時間半待ちの行列を作った。
ぜひ1度、本場で味わいたかった。

鶴山公園で桜をめでた後、
コミュニティバス「ごんごバス」で玉琳バス停を過ぎ、
しばらくすると右側に大行列が!ああっ、ここか〜
太田バス停で下車し、そのまま後ろに引き返すと
大行列があった、このお店に着いた。
ざっと数えて30人待ち。
次の列車まで残り時間はあと40分。
たぶん、40分で食べるのは無理だろうなあと思ったが、行列に並んだ。
日生のかきオコのお店でも十分経験しているが、
「地元のペースで無理せずに丁寧にお仕事しているお店」で、
たぶん長時間待つのだろうなあと予感はしていた。
地元のAM局、RSKラジオを聴きながら、
1時間後、ようやく入店した。

ホルモンうどんには1玉と2玉があるが、2玉を注文。
辛さは中ぐらいの「ピリ辛」で。
テーブルや座敷が30名分ぐらい用意されているが、
相席はあえてしていない良心的な雰囲気。
中央の鉄板でご主人とお母さんがノンストップで
焼うどんを焼いていた。
しばらくして、ホルモンうどん登場!
一目見て、うまそうだなあと思った。

うどんをひと口。もちもちしていて、柔らかめ。
それに対して、数種類入っているホルモンは弾力があった。
もしもうどんも硬かったら、あごが全力で働いて、
後半しんどいのではないかと思った。
したがって、うどんはこれぐらいでちょうど良かった。
ホルモンは脂が付いている部分とない部分があったので、
食感が楽しめて、しつこくなかった。
もやしとか野菜が入っているのに、
水っぽくなっていないのはさすがプロの技なのだろう。
みそベースの少し辛い味付けでうまい!
さすが全国最高成績3位だけはあった。
十分価値があるし、お酒が好きな人はビールと食べたい味だと思う。

120年の伝統があるお店らしいのだか、
堅苦しい雰囲気はなく、和やかないいお店だった。
これだけブームになっても、
無理せずにお客を扱う雰囲気がよいと思った。
行くのは結構しんどいし、待つのも大変だが、
これからもたくさん人が押し寄せることだろう。

それにしても最寄り駅のJR東津山駅、2時間に1本しか列車が来ない。
1時間、普通の雑誌屋で過ごすのが退屈だった。
「ホルモンうどん号」とか走らせたら、
少しは人が乗ってくれないかなあ。

(訪問日:2011年4月17日)


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