広島風お好み焼といえば、真っ先に名前が挙がるほどの超有名店。 前回、「唐々亭」を訪れたときにセットで行こうとしたが、 営業終了後だったので、今回再度訪れることにした。 銀山町電停から南へ歩き、交番のところを右折、 「唐々亭」を左折すると現れる。 16時30分に行ったので、今度はちゃんと営業していた。 店は狭い。カウンターの奥の方に座らせてもらった。 かっこよくスジポンと肉玉そば入りを注文。 スジポンはすぐに来たものの、固くて噛みきれなかった。 よって途中で断念。 おとなしくお好み焼だけを注文すれば良かった。 ここでは最初にメニューを渡されるので、 別に飲み物を頼まなくてもよい。 カウンターでお酒が付きものの店では 飲み物を先に強引に注文させられるのだが、 ここでは水をジョッキで持ってきてくれる。 ドリンクで稼がず、お好み焼本体で勝負している点には感心する。 麺をゆで、その水分を飛ばすために20分〜30分はかかる。 急いでいる時には不向き。 お好み焼にはオタフクソースかけ放題。 小麦粉の弾力がすごい。 コテで切ろうと思ってもなかなか切れない。 別のお客が「そばの上には何がのっているんですか?」 と店員に質問していた。 「卵とキャベツともやし、あと豚肉が数枚、 まあハムエッグがのっかっているようなもんですよ。」 と店員が答えた。的確な説明に納得。 お好み焼にするとキャベツが格別においしくなるのは、永遠の謎である。 想像よりも薄めのお好み焼だったが、量は十分で\700。 ただ、少し焦げ目が付いていたのは焼き過ぎだったのか。 帰りには何を頼んだのか自己申告制で店員に言い、お勘定。 この店は狭いので、そばと上の具の部分を別の鉄板で焼いている。 店員が具の部分をコテで挟んで横2mの空中移動をさせる技は必見。 周辺は流川の繁華街。 ゆえに1歩踏み込めば大人の怪しい世界が待っている。 客引きはそれほどしつこくないが、注意は必要。 (訪問日:2002年7月20日) |