「食堂かめっち。」

黄福定食(\300)。 3種類のたれ。 2杯目は卵が中央に来るように撮影。 運動公園の中にあります。 B級グルメが花盛りだが、東の帝国は静岡。
西の帝国は岡山である。
その中でもかなり最近に町おこしに成功した例がこちら。
すべて地元で収穫された素材で名物をつくり、
他府県からも車が押し寄せる事態になったそうだ。

このお店があるのが美咲町。きれいな名前だ。
最寄り駅はJR亀甲(かめのこう)駅。縁起がいい名前だ。
そこから裏道を歩き回ること15分。
急な坂を上りきったところに「たまごかけごはん」ののぼりが
たくさんたっていて、食堂発見。
食堂とはいえ、メニューはほぼ「たまごかけごはん」1本で勝負している。
時間は朝11時。すぐに入れるだろう〜と思っていたら、10人待ち!!
たまごかけごはんを外で食べるのは人生初だが、
まさか行列待ちまで食らうとは思わなかった。

10分ぐらいして、入店。
最初に食券を購入。席に着いて、1分で定食登場。
ごはん、みそ汁、漬物とメインの生卵。
これをごはんの上で割って、3種類のたれを入れていただく。
何にも考えないで割ったら、黄身が流れた〜
当然であった。目の前の人は写真用に中央にくぼみを作っていた…
よくかき混ぜてひと口。
普通の卵は白身がずるずるするが、この卵、全くずるずるしない。
これほど濃厚な味だとは。
しかもたれがいい仕事している。
欲を言えば、雑誌の写真みたいにねぎがたくさんあったら、
きれいな色だったのになあ。

最初からお代わりすると決めていた。
2杯目はちゃんと写真用に中央にくぼみを作ってと。
今度はうまくいった。

冷静に考えたら、\300で元を取ろうと思えば、
4杯ぐらい食べないといけないのだろうが、
手ごろな価格とこのおいしさで人が集まってくるのだろう。
おなかパンパンで店を出たら、行列はさらに増えて34人。
30分ぐらいは待つのだろう。大変だなあ。
JR津山線は1時間に1〜2本なので、
あわてて歩いて、亀甲駅に帰った。
これからも頑張ってほしいなあ。

(訪問日:2011年4月17日)


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