「キング軒」

担担麺(\580)。 わかりやすい解説。 中電前電停から徒歩2分です。 昼ご飯その1で呉でそばとミニ天丼を食べたが、
もう1軒、どうしても行ってみたいお店があったので、はしごした。
漫画「ワカコ酒」の著者、新久千映さんが「まんぷく広島」という本で紹介していた、
汁なし担担麺のお店。
このお店も土曜日は昼しか営業していない。
5割ぐらいの満腹度で、広島駅からバスで中電前付近に行き、
14時半にこのお店に入店。

食券制だったので、初心者でも大丈夫な2辛を選択。
ねぎ大盛りや温泉卵も選べたが、とりあえず、今回はなしで。
店員さんの方を向いているカウンターと背中向きのカウンターがあり、
背中向きの方を選択。テレビの正面に座った。
出てきた担担麺、少ないスープにネギどっさり。
ああ、久しぶりだな〜、汁なし担担麺。
まず、汁が麺を吸うように30回混ぜてください、と書いてあるので、
いろいろな向きで麺を混ぜながら、ねぎと具がバランスよく混ざるのって、
案外難しいなあと思いつつ、どうにか混ぜた。

一口食べると、山椒のじんわりした辛さと、
ラー油のピリッとした辛さが絶妙な感じだった。
今まで食べてきた汁なし担担麺はラー油が全力でくる感じで、
結構喉にも衝撃が走っていたのだが、
ここの担担麺は辛いながらも、せき込むことはなく、
いいバランスだな〜と思った。
辛さが少し足りないと思ったら、卓上の山椒をかけて混ぜないで食べると、
じんわりした辛さが強くなる。
これなら確かに、余ったダシにご飯混ぜて食べるのもアリですな。
隣の女性は大盛り担担麺にご飯小を頼んでいたが、
私もこれ1杯だけなら、そのような選択をしたかもしれない。

かつて、私はこのページで、
「広島は汁なし担担麺、辛いつけ麺、お好み焼きで”麺帝国”である」
と言ったことがあるが、(もう消しちゃったかな)
今でも進化を続けていることに驚いた。
これから、まだまだおいしい麺料理が出てきそうで、楽しみである。

(最終訪問日:2016年4月9日)


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