「きさく」

四川流担々麺(温)\480。サイズは試食サイズより多めで、ラーメン屋よりも少ない。大盛りもある 食べている途中。具はひき肉と青ねぎだけだが、下に沈んでいる辛いたれがすばらしい。唐辛子と山椒がよく効いている。 広島からは江波行路面電車で25分程度、舟入本町の電停で降りて江波方面へ歩いて左側にある。路面電車の通りに面しているので、すぐわかる。 4年ぶりに再会! はいっ、混ぜました!相変わらず辛い。 新しい看板。最寄りの路面電車の停留所がさらに南になりました。 社会人になって初めての18きっぷ旅行。
旅行ができることに感謝しつつ、
最初の行先を広島に決めた。
夕食の情報収集をしているときに
同じホームページに載っていたこの店が気になった。
営業時間は朝11時30分〜昼15時。
私が知る限りでは日本で2番目に営業時間が短い店。
広島駅に着いたのが昼14時20分。やっぱりギリギリになった。
広島駅から江波行路面電車に乗って、
舟入本町電停に着いたのが14時45分。
「売り切れで営業終了になっていたら、どうしよう。」
と気にしつつ歩いていたら、
突然左側に現れた。店内にはまだ数人お客がいた。
しかも入口の目の前にはカウンターが並び、そのまま厨房が見える。
厨房が丸見えの店は自信がある証拠。期待できる。
メニューは担々麺のみ。
「普通盛りの担々麺」と注文したら、主人が「温かい方ね」と言った。
なんと、冷たい担々麺があったのである。
しかし、想像できなかったので無難に温かい方で注文。
水はセルフサービス。左後方にあった。
しばらくして登場。山盛りの青ねぎが目立つ。
ここの担々麺には汁がない。
下にたまったたれを麺にからませて食べる。
当日は神戸から広島まで何も食べていなかった。
あわてて食べた。即、むせた。
目の前に店員がいるので、「むせてませんよ」という顔を作ったが、無理だった。
「陳建一麻婆豆腐店」に次いで私の知る世界で2番目に辛いたれだった。
四川流だけあって、ラー油と山椒、辛さが最大限にきいている。
具はひき肉と青ねぎのみだが、見事な一品に仕上がっている。
食べ終わる寸前に再度味わって食べたら、まろやかな辛さだった。
もっとも、この頃になると舌がしびれて
味がまともに把握できていなかったかもしれないが。
屋台より量が多く、ラーメン屋より量が少なくて\480。
大盛りも\550。ともにまともな値段だと思う。
広島風お好み焼、辛いつけ麺、担々麺。
麺帝国広島の挑戦はこれからも続く。

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4年ぶりに再入店。
今回は平日だったので夜にも営業していた。
店内が広くなり、店も南に移動した。
久しぶりに担々麺を食べると、
山椒がじーんときたが、なぜかむせなかった。
昔はすさまじい辛さだったのだが、
今はひたすら山椒がじーんときた。
ちょっと味が変わったのかもしれない。
路面電車に乗って広島駅に帰っても、
口は相変わらずしびれたままだった。

(訪問日:2006年8月28日)
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