「長田 in 香の香」

お茶は湯飲みへ。 釜揚げ小(\250)。 温かいダシは徳利に入っている。青ねぎ、しょうが、ごま取り放題。 冷たいダシはポット。 段差がない店内。多数の車、バイクが詰めかける。 2004年春の18きっぷシーズンも最終日。
なんとこの時点で2回分を残してしまった。
もったいないと思いつつ、1人で「うどんハイキング」を実施。
琴平方面を攻めようと決め、
駅から近いこの店もついでに攻めることにした。

この店は有名なうどん屋の支店ということで、味は保証つき。
無人駅のJR金蔵寺駅を降り、10分ほど歩いたら簡単に行けた。
店内はお昼時でなかなかの盛況。
讃岐うどんのお店は1軒ずつシステムが違うのでややこしい。
釜揚げが有名なので、釜揚げを小(1玉)で注文。
席に着いて周りをチェックすると、お茶とダシは自分で準備するらしい。
でもこの湯飲みとダシ入れ、形が似ている。
再度確認し、間違いなくお茶を注ぐ。
「16番さ〜ん!」と番号札で呼ばれたので、手を挙げた。
釜揚げうどんを持ってきてもらう。
店員さんに食べた後の作業を確認。
安心してさあ食べようと思ったが、釜揚げは温かいダシで食べるのだ。
ダシは何の容器に入っているのだろうと思っていたら、
隣の親切な夫婦が大きな徳利に入っているのだと教えてくれた。
重くて大きな徳利だが、中から出てきたのは正真正銘、温かいダシだった。
これにしょうがとねぎとごまを入れてと。
しょうがとねぎがあらかじめ切ってあるのはポイントが高い。
太くて噛み応えのあるうどんだった。私好みだ。
ダシはややしょうゆが強い濃い目の味。
釜揚げうどんはだんだんダシが薄くなってしまうので、これでいいと思う。

釜揚げ小で\250は安いと思う。
しかもこのお店は中庭や離れの建物まであるのだ。
店内は段差のない親切設計。
駅から近いし、車がなくても困ることはない。

(訪問日:2004年4月10日)

-------------------------------------------------------------------------

前回訪問からなんと7年。
再び食べたくなって、神戸から普通電車乗り継ぎで約4時間。
朝ごはん代わりで釜揚げうどん(小)を注文。
今見たら、値段も同じ\250。
7年間、値段据え置きなのがすばらしい。
温かいだしが入った、大きな徳利。
相変わらず扱いが難しい。

出てきたうどん、腰が強い太い麺。
そして、濃い、旨味たっぷりのだし。
期待を裏切らない味だった。
温かいうどんの最高峰、今年も健在だった。

(訪問日:2011年9月10日)

【システム】
  • 注文してお金を払う
  • 番号札をもらい、湯飲み、ダシ入れを自分で取る。
  • 着席。番号が呼ばれたら、うどんを取りに行く。(または運んでくれる)
  • ポット→冷たいダシ、徳利→温かいダシ、やかん→お茶を間違えずに入れる
  • 薬味をダシに投入し、おいしく食べる
  • 食器を置いたまま帰る
※JR金蔵寺駅から徒歩10分。
移動往復20分+店内20分ぐらいの時間配分でよいかと。

本編へ戻る