60年に1度の御本殿公開を見るために、出雲大社にやってきた。 すごいなあ、人の数が。 ツアー客が押し寄せ、御本殿を見る人たちが多数詰め掛けた。 本当なら、そばを食べてから参拝と思っていたが、 そば屋の行列がものすごかったので後回し。 おなかペコペコ状態で、このお店に入った。 出雲といえば、割子そば。 小さな器に入ったおそばにだしをかけて食べる。 そう、そばをつゆにつけて食べるのと逆である。 母と妹は「三色割子そば」を、私は「三段割子そば」を注文。 両者の違いは薬味の有無である。 そして、母と妹はJRの松江・出雲ぐるりんパスで来ていたので、 そばをもう1枚追加してもらった。 しばらくして、おそば登場。 三色割りそば、薬味がきれい。 どれも違う薬味でいろいろ楽しめそう。 一方の私の三段割子そば、薬味は自分でかけるのだが、 天かす、とろろ、卵がないぐらいで、あとは同じだった。 おそばは歯ごたえがあり、しっかりしていた。 信州で食べたそばとはまた違った食感だったが、 そばの味自体はこちらの方が弱い感じがした。 その代わり、薬味ではこっちの方が圧倒的にリード。 特に存在感を発揮したのがもみじおろし。 今まで、そばの付け合わせにはわさび、と思っていたが、 もみじおろしがぴったり合っていたのには全員で驚いた。 とろろもかつお節もよいが、この辛さとあっさりさがバツグンだった。 越前おろしそばで、 そばとかつお節・大根おろしが最高のトリオだと思っていたが、 もみじおろしの力には本当に驚いた。 おいしいおそばをお手軽に食べられて、 しかもチケットの特典でおそばがたくさん食べられて本当によかった。 これなら行列するのにも納得がいく。 (訪問:2008年8月14日) |