「谷川米穀店」

長蛇の列。 看板無し。 冷たい小(\120)。 讃岐うどんツアー13回目にして、初のレンタカー移動。
なぜ、今回わざわざレンタカーを借りたかというと、
このお店に行くからである。
今まではどんなに駅から離れていても、
徒歩や町営バスで移動していた。
ところが、このお店は路線バスで行けたとしても
帰りのバスが来るのが5時間後。
非常に効率が悪いため、慣れない道をレンタカーで移動した。
「山越」から山道を下って30分。
ナビの通りにこの店の前に到着、
したのはいいが、店の前の駐車場15台分は当然満車。
みんなその辺に路上駐車している。
しかし、私は路上駐車せずにちょっと離れた
ホテル「ビレッジ美合館」に駐車。
そこから5分歩いて、店に到着。

行列は50人。時間は11時50分。
炎天下、帽子で直射日光を防ぎながら、
お茶を飲んでひたすら待った。
ところが、行列が全然進まない。
結局、「米」の看板を見るまで40分かかった。
軒下でさらに10分待ち、ようやく入店。
店の中にもお客が山ほど入ってうどんを食べている。
「冷たい小」を注文して、すぐにうどんを受け取った。

ここは机の上の調味料で、うどんを自分流にアレンジする。
いろいろと特徴のある調味料があるのだが、
まずは青唐辛子漬けを耳かき3杯ほど、
ゆずコショウ味の「ゆずすこ」を3滴入れ、
少しだけしょうゆを垂らした。
ひと口食べて、青唐辛子の衝撃にびっくり。
少しでもめちゃくちゃしびれるなあ〜。
なるほど、これは他にはない。
半分ほど食べて、今度はお酢を投入。
また少ししょうゆを垂らして、ぐるぐる混ぜた。
お酢はもっとつ〜んと来るかなあと思ったが、
意外と柔らかい味だった。
ちらしずしのごはんの代わりにうどんになった、そんな感じ。

確かに、この味は他にはない。
営業時間は昼の3時間だけ。日曜休み。
大型連休も全部休み。
そんな店に全国から車でうどんを食べに押しかけるなんて、
すごい時代だなあ。
50分待って、食べ終わるまで5分。
あこがれのお店に無事故で来れて本当によかった。
これでさぬきうどんで行きたいお店は全部回れたかなあ。

腹ごなしに「ビレッジ美合館」に帰り、
日帰り入浴で広すぎるお風呂に大満足。
うどんと日帰り入浴が合わせて\1000以内っていうのがすごい。
次来れる機会があれば、冬のそばと
この地域名物の岩豆腐を食べに来たい。

(訪問日:2010年7月31日)

【システム】
  • 店に入る。
  • 店員さんにうどんを注文する。(小:1玉、大:2玉)
  • 丼に入ったうどんを受け取る。
  • 適当に空いている席に座り、調味料をかける。
  • おいしくいただく。
  • 食べ終わったら、どんぶりとはしを所定の位置に返す。
  • 自己申告でお会計。
  • 店を出る。

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